facebook instagram youtube RSS

夏の京都 (ATT.JAPAN ISSUE 35)

Travel

UpdateFebruary 26, 2018
ReleaseFebruary 26, 2018

五山の送り火とはお盆(8/16)に行われる京都の伝統行事で、京都を囲む5つの山にそれぞれ「大文字」「左大文字」「船形」「鳥居形」「妙法」の形に火をともすというもの。それぞれ30分間点灯される。お盆の先祖供養の一般信仰と結びついたもので、お盆に帰ってきた先祖の魂を再びあの世に送り出すという意味がある。鳥居形以外は、見通しのいい河原や橋、ホテルやビルの高いところから見ることができるだろう。

左京区大文字山(如意ヶ嶽)の大文字は、一番最初に点火される(20時点火)。文字が細長く美しいことから女性型と呼ばれている。観覧スポット:鴨川堤防(丸太町~御園橋)

妙の字形は万灯籠山、法の字形は大黒天山(左京区)にあるが、二山一対で一山と数える(20時10分点火)。妙法の字は法華宗の信仰から由来したものと考えられている。観覧スポット:「妙」:北山通 / 「法」:高野橋北

北区西賀茂船山の船形は、船をかたどった送り火で、船首は西方浄土に向いているといわれている(20時15分点火)。観覧スポット:御園橋周辺

北区大北山の左大文字は、東山の大文字と並べて、太くて逞しいので男型、左側に見えることから左大文字と呼ばれる(20時15分点火)。観覧スポット:西大路通 

右京区の鳥居形(曼荼羅山)、は鳥居の形で20時20分に点火される。西山に位置し、高度も低いために市内各地から見るのは難しいものの、五山の送り火の中でも最も勇壮で美しいと称される。観覧スポット:嵐山・広沢の池近く

同日(8/16)19時からは、広沢池では、灯籠流しが行われる。赤・白・黄・青・紫の五色の灯籠が 広沢池に浮かべられる。川辺の灯籠流しと違って、灯籠を和船に載せて池の中央から流す。ゆったりとまんべんなく散らばり広がっていく風景は、ここだけしか見られない幽玄な情景だろう。鳥居形の送り火と灯籠流しの両方を楽しめるスポットとしても人気。

祇園祭や五山の送り火と並び有名な京都の夏の風物詩、五条坂 陶器まつり。500店舗が出店し、様々な陶器が市価よりも2割引~5割引の安い値段で売られる。清水焼だけではなく、有田・唐津・信楽などありとあらゆる陶器が揃う。8/7-10、午前9時から午後11時まで、五条通(東大路~五条大橋)で開催される。陶器好きには必見だ。