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築地

Travel

UpdateFebruary 27, 2018
ReleaseFebruary 27, 2018

日本最大の魚市場がある築地は、日本を代表する繁華街、銀座に隣接する。

*歴史
1657年明暦の大火を機に、江戸幕府は城内の密集を解消するため、低湿地であったこの地を埋め立てて、大名屋敷や寺社、町人地を移転させた。明治維新後、外国人居留地が作られ西洋文化の窓口、日本における近代技術発祥の地となった。居留地が置かれたのは聖路加ガーデンのある明石町一帯。築地が選ばれたのは、横浜から来るのに船着場として便利であることや、海と堀に囲まれて長崎出島に似た立地であったため。居留地に建てられた公使館や領事館は20カ国を超えたという。1873年にキリスト教の禁制が解禁されると、宣教師が進出。教会を建て、ミッションスクールや医療施設を開いた。残念ながら居留地時代の建物のほとんどは関東大震災で失われた。
日本橋にあった魚市場が関東大震災で全滅したあと、1923年、築地に魚市場が建設された。


*築地市場
未明、まだ真っ暗な中、業者のトラックが全国から続々と到着し、大八車やターレットと呼ばれる運搬用の車がひっきりなしに行きかう。なんと5万人が働く巨大なワンダーランドの1日が始まる。
午前5時、セリが始まる。前日の夕方から夜中にかけてトラックで続々と運ばれてきたマグロがセリにかけられる。巨大なマグロがごろごろと床にころがっている。セリ開始のベルが鳴ると、いっせいに業者の人たちがセリ場に集まり、真剣勝負のセリが始まる。
午前6時半ごろから仲卸業者は、店の準備を始める。今競り落としたばかりの生きた魚に勢いよく包丁を入れたり、自分の体ほどのマグロを解体したり。一方小売業者やおすし屋さん、料理店の買出し人が続々と仕入れにやってくる。市場は活気と喧騒に満ちあふれる。以前は買物できなかったのだが、最近では一般の人でも買える店もある。午後1時ともなると店は閉店。場内は静けさを取り戻す。
市場の近くには、一般の人が買える場外市場がある。場内で仕入れられたばかりの生鮮品のほか、乾物・料理道具・包丁・玉子焼きなどが売られている。


*築地でグルメ
場内にある魚がし横丁に行けば、新鮮な魚を使った寿司屋、魚料理屋、そしてここで働く人たちのための食堂がある。
グルメ目的で訪れる人も増え、土曜日の築地は数え切れないほどの観光客であふれる。人気の店には、開店と同時に長蛇の行列。ただし市場は観光施設ではなく、あくまでも業務施設だということは注意していこう。
場外にも美味しいところがあり、人気の店はいつ行っても行列。


*築地本願寺
浅草近くの横山町にあり、1657年の明暦の大火で消失。信徒の佃島の漁師たちが中心になって埋め立てた代替地に、移築再建したものである。浄土真宗本願寺派の別院。古代インド様式を近代風にアレンジ。


*聖路加ガーデン展望台
隅田川のほとりにそびえ立つツインタワー。この最上階に展望台があり、ベイエリアから銀座周辺の風景を一望できる。館内にはしゃれたレストランもある。