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青森

Travel

UpdateFebruary 25, 2018
ReleaseFebruary 21, 2018

青森

2010年12月4日、東北新幹線が全線開通し、首都圏から3時間20分とぐっと近くなった青森。四季の訪れともに姿を変える青森の自然、日本有数の温泉地と知られる温泉、新鮮な海の幸と山の幸。伝統的な祭り。そして最近は美術館も注目されている。

八戸

青森の南の玄関口は、八戸。八食センターでは八戸港で水揚げされた魚介類、乾物や珍味など八戸名物が一挙に揃う。店内で買った魚介類を炭火焼にして食べることもできる。毎週日曜の早朝に開催される八戸最大級の湊日曜朝市、海の朝市では約400店舗が出店。新鮮な海産物などをその場で食べられる店もある。(なお、12~3上旬は開催していない)

三沢市にある古牧温泉は、約20万坪の広大な敷地を持ち、露天風呂などが楽しめる。

十和田、十和田湖、奥入瀬、八甲田

十和田湖の湖上遊覧や展望台からは美しい風景を楽しむことができる。紅葉の季節も美しいが、冬の神秘的な景観もお薦め。十和田湖子ノ口から14km続く奥入瀬渓流には、約200mの高低差に景勝地が点在。新緑や紅葉の頃の散策は格別。

北と南の八甲田連峰からなる最高峰1584mの八甲田山。湿原と高山植物の宝庫でもあり、ロープウェーからは雄大な景観が望める。樹氷やコブ斜面など自然の地形を生かしたダイナミックな超ロングコースのある八甲田スキー場は、12月上旬から5月中旬まで楽しめる。みごとな樹氷の中を散策するツアーもある。また、雪でできた高さ9mの雪の回廊を体感できるイベントが3日間行われる。

ブナの高木で囲まれた一軒宿、蔦温泉。浴場は源泉の真上に作られ、直接お湯が湧き出ている。酸ヶ湯温泉は、八甲田温泉の中で最も古い温泉で千人風呂と呼ばれる混浴大浴場が有名。青荷温泉ランプの宿は、山峡にたたずみ、明かりはランプのみという秘湯。

大小の白い箱がガラスの廊下でつながる、ポップな印象の美術館、西沢立衛設計の十和田現代美術館。美術館の前の官庁街通り全体を美術館と見立て、草間彌生のカラフルな作品などが街に調和して展開されている。

青森

三内丸山遺跡は、約5500年前~4000年前の遺跡で、日本最大級の規模を誇る縄文遺跡。三内丸山遺跡に隣接する青森県立美術館。設計は青木淳。高さ8.5m、大きな身体で静かに瞑想するような白い犬の像「あおもり犬」は必見。2010/10/9から2011/1/10まではスタジオジブリ・レイアウト展、12/4から20011/3/21までは東北新幹線全線開業記念コレクション展などが予定されている。青森自然公園ねぶたの里のねぶた会館では、大型ねぶたが常時8台展示。祭りの疑似体験やねぶたの制作が楽しめる。青森駅そばには2011年1月には文化観光交流施設「ねぶたの家  ワ・ラッセ」が完成予定。青森ねぶた祭りを通年、体験することができる。

青森駅周辺の古川市場で話題の「のっけ丼」。ご飯を100円で購入し、各店舗で刺身やいくらなど好みの具材を買って丼にのせてもらう。安くて新鮮な食材で評判だ。駅前のアウガ新鮮市場でも青森の海の幸を味わえる。青森県観光物産館アスパムには展望台や物産プラザがある。浅虫温泉郷には、古き良き温泉街の風情が残る。

船旅でちょっと足を伸ばしてみるのもどうだろうか。津軽海峡フェリーを使えば、北海道の函館まで数時間の船の旅が楽しめる。

弘前

青森から弘前へ向かう。弘前は、弘前城を中心に街が広がる城下町。のんびりと街歩きを楽しみたい。曹洞宗の寺院が立ち並ぶのは禅林街。青森銀行記念館、弘前学院外人宣教師館など、クラシックな洋館も残る。弘前城は桜の名所としても有名。4月下旬が見ごろ。弘前はリンゴでも有名。アップルパイもいかがだろうか。津軽藩ねぷた村では、大型ねぶたや資料の展示や囃子の実演を楽しめ、小さな金魚ねぷたの絵付け体験ができる。

弘前からも良く見える秀麗な山は、1625mの岩木山。山姿の壮大さや優美さから津軽富士とも呼ばれる。山頂からは白神山地や日本海、北海道まで見渡せ、美しい夕日も見ごたえがある。岩木山神社は、約1200年前、岩木山の麓に創建された。22mもの巨大な楼門、中門、拝殿、本殿は見ごたえあり。

黒石

盛美園は明治時代の日本三名園のひとつだが、スタジオジブリの映画『借りぐらしのアリエッティ』に出てくる古い屋敷や庭の舞台イメージとなった場所といわれる。田舎館村では、田んぼアートを鑑賞してはどうだろうか。田舎館村役場裏手の約145メートル×約50メートルの田んぼをキャンバスに見立て、黄、紫の古代米と現代の米の3種類の色の異なる稲を使って巨大な絵が描かれている。天守閣を模した役場の展望室から眺めることができる。南田温泉のアップルランドには、リンゴが丸ごと入ったリンゴの湯があり、リンゴの香りで心が癒される。

五所川原
立佞武多で有名な五所川原。立佞武多の館では、高さ20mを超す立佞武多3台を常設展示している。もし冬に訪れるなら、津軽鉄道ストーブ列車はどうだろうか。石炭のダルマストーブが車内に置かれたノスタルジックな列車が、12月~3月に1日2往復運行する。雪国ならではの体験は、地吹雪体験。強い風に吹かれ、下から舞い上がる雪で目が開けられないほどの奥津軽名物「下から降る雪」。昔ながらの独特なスタイルで地吹雪の中を歩くイベントだ。

白神山地

屋久島とともに、1993年に日本で初めて世界自然遺産に登録された白神山地。ブナ林を気軽に歩くほか、老樹が生い茂る神秘的な森の中、渓流沿いの道を歩き暗門の滝を訪ねるコース(約2時間)や、雄大な白神山地のパノラマを一望できるコース(約4時間)など様々なトレッキングが楽しめる。暗門の滝は、落差26m、37m、42mの3つの滝の総称で、清冽な水があふれ出る様は圧巻。冬は、深い雪に包まれブナ林で、スノートレッキングやスノーモービルが体験できる。

黄金崎不老ふ死温泉

日本海に面する黄金崎不老ふ死温泉は東北の温泉を代表する露天風呂。ダイナミックな海原を間近に、夕日の時間帯は絶景を見ながらの入浴が楽しめる。(日没の時間帯は宿泊者のみ入浴可) 青森から弘前、五所川原を経て日本海側へ運んでくれるのはJR五能線。のんびりとした旅が楽しめる。

祭り

日本を代表する夏祭り、ねぶた(ねぷた)。ねぶたとねぷたの名称の違いは、方言の発音の違いだ。青森県内では、大小さまざまなねぶた・ねぷたが合わせて約30市町村で作られている。鮮やかに描かれたねぷたが夜空を染め、囃子の音色が熱気を一段と高める。青森ねぶた祭り(青森市 8/2-7)は、東北三大祭りのひとつで、ねぶたと囃子、ハネトが一体となって躍動感にあふれる。弘前ねぷた祭り(弘前市 8/1-7)では、色鮮やかな扇形の燈篭などおよそ60台が市内を練り歩く。五所川原立佞武多(五所川原市 8/4-7)は、威勢のよい笛や太鼓の音色とともに、巨大な立佞武多が町を練り歩く勇壮な祭りだ。

八戸三社大祭(八戸市 7/31-8/4)。280年余の歴史と伝統を誇る豪華絢爛な山車まつり。神輿につづき、27台の山車が運行する。八戸えんぶりは、その年の豊作を祈願するための舞で、馬の頭を象った華やかな烏帽子を被った舞手が頭を大きく振って舞う。(八戸市 2/17-20)

全国のりんご収穫量の半分以上を占める青森。9-11月ごろは、りんごもぎ体験もできる。味がよく安心・安全なりんご加工品はおみやげにも良い。白さと品質の良さが自慢の、ホワイト六片というにんにくも名産だ。

玉ねぎと牛バラ肉をしょうゆベースの甘いタレで煮た十和田バラ焼きも食べてみたい。地酒もおいしい。

ホタテやイカの刺身など新鮮な海産物も魅力。マグロの一本釣りで有名なのは大間マグロ。脂がのったうまさは幻の逸品。大きなホタテの貝殻を鍋にし、だし汁にホタテをいれ、味噌と卵で作る貝焼き味噌や、鱈や大根、にんじんを一緒に煮たじゃっぱ汁、高級食材ウニとアワビを使ったいちご煮も青森ならではの味だ。