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おいしい日本茶はいかが?

Culture

UpdateFebruary 21, 2018
ReleaseFebruary 21, 2018

健康ブームや日本食ブームなどを追い風に、最近は海外でも人気が出てきた日本茶。おいしい日本茶を味わってみませんか?

日本茶ってなんだろう

かつては貴族や武将の嗜みとして飲用され、16世紀に千利休によって茶の湯として集大成された日本茶。その後庶民にも広まり、日本の生活文化の中核を担うようになりました。茶の原料となるチャはツバキ科の常緑樹。実は、ウーロン茶や紅茶など、他のお茶と原料は同じ。摘んだ茶葉をすぐに加熱処理をすることで発酵をさせないのが日本茶の特徴です。

日本茶の種類

一口に日本茶と言っても、様々な種類があり、それぞれ特徴があります。

煎茶
日本で生産されているほとんどが煎茶です。茶園で摘み取られた生の葉を、蒸して揉みながら乾燥させたもので、カテキンやビタミンCを多く含み、美容や健康面で注目されています。まろやかな味とさわやかな香りが特徴。上級品ほど、旨味や柔らかい芽の香りがあります。カフェインが多く含まれるので、頭をすっきりさせたい時や、二日酔いの時など、少し高めの温度で淹れた煎茶を飲むとよいでしょう。食事の後に飲むと、食中毒や虫歯予防も期待できます。


玉露
緑茶の最高峰。茶畑に覆いをして日光を遮り、うま味を凝縮して栽培します。高貴な香りを楽しみます。


釜炒り茶
一般的な日本茶は蒸して製造されますが、このお茶は、釜で茶葉を炒りながら揉んで、乾燥させます。15世紀前後に中国より伝えられた方法で、九州の一部などで受け継がれています。


抹茶
茶道などで使用されるお茶。茶筅でたてて飲みます。


番茶
苦みや渋みが強く、すっきりします。カテキンが豊富。


焙じ茶
番茶や煎茶を強火で炒って作ったお茶。カフェインや渋みが少なく香ばしい香りです。


玄米茶
煎茶や番茶にポップコーンのような玄米を混ぜたお茶。お茶の味と香ばしい香りが楽しめる。飲みやすく、外国人にもおすすめ。


番茶や焙じ茶はたくさん飲めるので、汗をかいたスポーツの後にもいいし、食事中に飲むのにもいい。油っこい食事の後も、焙じ茶を飲めば、口の中がさっぱりします。空腹時や寝る前、お年寄りや小さい子どもが飲むのも、カフェインが少ない番茶や焙じ茶、玄米茶がおすすめです。

淹れ方

日本茶を淹れるのには、カルシウムやマグネシウムが余り含まれていない軟水が適しています。日本の水は軟水が多く、日本茶に適しています。
茶の種類によって、おいしく淹れるお湯の温度が違います。煎茶は70℃~80℃、玉露は50℃~60℃、番茶や焙じ茶は熱湯をたっぷり注ぎパッと出します。
これは、茶によって含まれる成分の量に違いがあるため。玉露や上級の煎茶は、豊富な旨味成分=アミノ酸と、苦渋味成分のタンニンなどを含んでいます。アミノ酸は、お湯の温度が低くても溶け出しますが、タンニンやカフェインは、温度が高くならないと、なかなか溶け出しません。ですから、温度が低いお湯で淹れると、苦味や渋味が少なく旨味のあるお茶になるのです。逆に、番茶や焙じ茶は、熱湯で淹れるといい香りが広がります。
けれど、それほど神経質になる必要はありません。熱いお茶が好きなら熱湯で入れてもいいのです。嗜好品なのだから、好きなように楽しめばよいのです。

日本茶を飲んでみよう

日本茶の専門店へ行けば、日本茶について教えてもらえます。東京・アメ横の君野園では、試飲のほか、急須や湯のみなどのお土産も買えます。抹茶アイスクリームもぜひ試してみたい。
最近の流行りは、スタイリッシュな日本茶カフェ。築地なら寿月堂。

モダンな和空間で日本茶が楽しめるのは、東京・銀座の、茶・銀座。

日本一のお茶どころ、静岡県には、美しい茶畑が広がり、製茶会社の日本茶カフェも点在します。富士山と茶畑を見ながらお茶をいただくのは贅沢なひとときです。