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受け継いでいきたい:関西の伝統的な食と酒文化

Culture

UpdateFebruary 21, 2018
ReleaseFebruary 21, 2018

京都、奈良、滋賀で美食を楽しむ1週間のツアーに参加する機会がありました。書ききれないほど多くのことを体験できましたが、とくに印象に残ったのが以下のこと。

奈良漬け

まず、奈良県の奈良漬けの店、今西本店を訪れました。有名な伝統的な漬物がどのように作られるのか知りたければお勧めです。手間暇をかけた昔ながらの奈良漬けを作り続けています。現在、奈良漬けの99%は大規模メーカーが生産し、遠くはインドネシアまで外注されており、この店のように手作りする店はほとんどないのだそうです。

川島酒造

滋賀県の川島酒造では、酒造りの神秘的な工程を詳細に見ることができ、とてもエキサイティングでした。ご主人から、「かつて3000あった酒蔵が1300に減少。酒造りに必要な自然環境が失われ、日本人が安い酒を好むようになってきているためだ」という話をうかがい、少し悲しくなりました。

康月

5日間の間、関西地方の名店で食事をしましたが、滋賀県の小さい街、草津にある「康月」は特に忘れられません。郊外にある店ですが、2017年末までのランチの予約はすでにいっぱい。食べてみれば、納得。数々の料理が出てきましたが、どれも日本酒ととても合いました。食用の葉とごぼうのピューレ添えの照り焼き鰻は絶品。半醸造の醤油をかけた五分炊粥、白みそじゃがいもポタージュ、にんにく漬けの刺身も素晴らしかったです。

何とかしなくては

もし、私たちがコンビニの食べ物だけで食事を済ませてしまうなら、このエリアの素晴らしい食文化はいつかなくなってしまうかもしれない。何とかしなくては、と心に決めた旅でした。