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紅葉を楽しむ

Culture

UpdateFebruary 21, 2018
ReleaseFebruary 21, 2018

秋。日本列島は、赤や黄色の紅葉で包まれる。神社や寺など歴史ある建物を優美にひきたて、都会にも憩いをもたらしてくれる。日本の秋を各地で楽しもう。

日本の紅葉

大雪山(9/中~下)
標高2000m級の山々がそびえる。日本で一番早いと言われる紅葉。

八甲田山(9/下~10/上)
ロープウェイからの眺めが格別。10月下旬には雪も降り始め、紅葉とのコントラストも。

蔵王(10/上~下)
1700m級の山々が連なり、ドライブが気持ち良い。豊富な湧出量を誇る温泉も堪能したい。

日光(10/中~11/中)
東照宮・輪王寺・二荒山神社など古刹に映える紅葉をはじめ、いろは坂、戦場ヶ原など見所が満載。

尾瀬(10/上~中)
800種の珍しい植物群の宝庫。湿原は黄金色に染まる。

香嵐渓(11/中~下)
約4000本のカエデが赤・橙・黄色と色を変え、清流に映える。

兼六園(11/中~12/上)
日本三名園の一つ。晩秋の赤く染まったカエデは風情がある。

東福寺(11/中~12/上)
本堂と開山堂を結ぶ歩廊・通天橋から見る渓谷はカエデで埋めつくされ、まるで紅の雲海。

奈良公園(10/下~12/上)
東大寺・興福寺などの古刹が紅葉に彩られる。

宮島(11月中)
日本三景の一つで、世界遺産の厳島神社や背後にそびえる弥山、紅葉谷公園が美しく染まる。

大歩危小歩危(11月中~下)
V字型に切り立った渓谷の谷底から遊覧船に乗り、船下りしながら眺める紅葉は格別。

耶馬溪(11月上~下)
奇岩奇峰が林立する溪谷。展望台から見るカエデ、モミジ、イチョウなどが美しい。

東京の紅葉

明治神宮外苑(見頃:11/下~12/中)
都心にありながら、約150本のイチョウが作り出す300mの黄金色のトンネルは見事。
JR信濃町駅徒歩5分

御岳山(11/上~中)
人気のハイキングスポット。ロックガーデンの紅葉は見事。
JR御嶽駅からバスで「ケーブル下」へ。滝本駅からケーブルカー

国営昭和記念公園(11/上~中)
2か所のイチョウ並木と日本庭園のモミジの紅葉が特に美しい。自転車を借りて広い園内を回るのも気持ち良い。
JR西立川駅徒歩2分

高尾山(11/中~下)
ケーブルカーからは紅葉のトンネルが楽しめる。11/1~30にはもみじまつりを開催予定。
京王高尾線高尾山口駅徒歩3分でケーブルカー乗り場へ

向島百花園(12/上~中)
四季の花が咲き誇る江戸時代からの名園。
東武伊勢崎線東向島駅徒歩8分

浜離宮恩賜庭園(11/中~12/上)
江戸時代の代表的な大名庭園。紅葉を見ながら中島のお茶屋でお抹茶を一服。
地下鉄汐留駅/築地市場駅徒歩7分

殿ヶ谷戸庭園(11/下~12/上)
竹林の路では、紅葉の赤と孟宗竹の緑の配色が見事。
JR国分寺駅徒歩2分

小石川後楽園(11/下~12/上)
中国趣味豊かな江戸時代の庭園。鮮やかな赤に包まれた園内は風情たっぷり。
JR/地下鉄飯田橋駅徒歩2分

六義園(11/下~12/中)
名園を紅葉が燃えるように覆い尽くす。ライトアップもあり。
JR/地下鉄南北線駒込駅徒歩7分

大田黒公園(12/上~中)
著名な音楽評論家の屋敷跡を整備した回遊式日本庭園。樹齢90年の銀杏並木や、モミジのライトアップが見どころ。
JR荻窪駅徒歩7分

コラム

(1) 紅葉前線
日本の紅葉は、9月中旬、北海道や3000級の高山から始まる。日を追って南下し12月の初旬に太平洋の海岸部まで到達。北から南に進行する紅葉の状況を示した「紅葉前線」が、報道各社のニュースやウェブサイトなどで毎年発表される。「いつどこに行けば紅葉が見られるか」を知る指標になるので便利だろう。
日本観光振興協会

(2) 紅葉狩りの歴史
紅葉鑑賞に出かけることを、日本語では「紅葉狩り」と言う。日本を代表する古典「万葉集」「源氏物語」にも記述されたり、「百人一首」で歌に詠まれるなど、紅葉狩りは古くから親しまれてきた。平安時代(794 -1185)の貴族の遊びとして紅葉を鑑賞したり、歌を詠んだりしていた記録も残っている。江戸時代(1603-1867)からは庶民にも親しまれるようになり、また各地のお殿様は家来を連れて紅葉の名所に赴いた。明治時代(1868-1912)になると、紅葉狩りを楽しむための旅行も盛んになってきた。



「百人一首」より
ちはやぶる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは  在原業平朝臣
小倉山峰のもみぢ葉こころあらば 今ひとたびのみゆき待たなむ   貞信公
奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声きくときぞ秋はかなしき      猿丸太夫