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神田あれこれ週記 319

Column

ReleaseMay 22, 2019

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

週末、今川中学校の前を通ると、神田祭の後片付けをしていました。多くの人の中、ひときわ目立つ粋なはんてん姿。「ああ、鳶頭(かしら)がいる」! お祭では大活躍でした。神酒所の設営、家々の軒につるす提灯架け、当日神輿の警護や露払い(先導)などなど。鳶頭の晴れ舞台ですものね。

神田に嫁に来た当初はびっくりしたものでした。というのも、私の中で「カシラ」といえば時代劇の中の火消しの親分ですよ!暴れん坊将軍でいうところのサブちゃんですよ!! そのカシラ=鳶頭が現代にも存在しているなんて☆ 調べてみると「ルーツはまさに江戸時代享保3(1718)年、南町奉行大岡越前守が発令した町火消制度。地域を管轄した組が編成され、火災の鎮火にあたる一方、道路や家屋の普請・祭礼の設営や警備・祝い事や催事の運営も手がけた」…って、本業の鳶職(建設業)も含めて、今もやってることはほぼ同じ=ものすごい歴史ですよね(火は消さないけど)。そして鳶頭といえば木遣り(きやり)。あの歌声に江戸を感じる。お祭りとともにずっと続いてほしい江戸文化なのです。


神田あれこれ週記 319
※このページの内容は2019年5月のものです。


writer小川文子


神田駅近くでパン屋さんを営むご夫婦の奥様。東京・神田周辺で起こったことを中心に、日常のあれこれを綴ってお客様に配布している「神田あれこれ週記」が好評です。群馬県高崎市出身。