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ローカル鉄道で巡る東北絶景紀行

Magazine

ReleaseMarch 10, 2021

輸送量の少ない地方の鉄道路線を日本では「ローカル鉄道」と呼びます。風光明媚な地域を走り観光列車としても人気の鉄道が全国にたくさんありますが、今回は東北のおすすめローカル鉄道をピックアップしてご紹介。春から夏の東北は過ごしやすい気候で、海や山の素晴らしい絶景に出会えるでしょう。

秋田県:秋田内陸縦貫鉄道


秋田内陸縦貫鉄道

秋田新幹線の停車駅でもある角館駅から鷹巣駅まで、秋田県を南北に走る鉄道で、通称「秋田内陸線」。

秋田内陸線
沿線は日本の里山の原風景ともいえる、山々や田園風景が広がっています。

立ち寄りスポット:森吉山


森吉山
阿仁合駅で下車しタクシーで約20分。「花の百名山」にも数えられ、初夏の高山植物はもちろん、秋は紅葉、冬は樹氷、と季節ごとに違った絶景を味わえます。ゴンドラを利用することで気軽に山頂まで登れます。

立ち寄りスポット:秘境の宿「打当温泉マタギの湯」


この地域は古くから狩猟を生業としていた人々「マタギ」の発祥の地と言われています。

マタギの湯

施設に併設されたマタギ資料館では、マタギの装束や狩猟、山の生態系など、文化や自然を音声ガイド(日本語・英語・中国語)で広く学べます。宿で作った幻のどぶろくと言われているお酒も楽しめる宿です。事前予約をすれば阿仁マタギ駅から送迎サービスもあります。

マタギの湯

おすすめポイント:田んぼアート


7月~9月上旬には車窓から楽しむ「田んぼアート」が沿線の5箇所に登場します。

田んぼアート

地元の人々が協力し合い、様々な品種の稲を植えて描いています。デザインは毎年変わり、人気キャラクターが描かれることも。

田んぼアート

青森県:青い森鉄道


青森駅から岩手の県境に近い目時駅までを結ぶ121.9kmの路線。

青い森鉄道
車窓からは、森や海、街並みが眺められ、次々と流れ行く青森の美しくのどかな風景が楽しめます。遠くからでも目を惹く爽やかな水色とイメージキャラクター「モーリー」が描かれた車体がトレードマークです。

青い森鉄道

立ち寄りスポット:浅虫水族館


浅虫水族館

浅虫温泉駅から徒歩10分の浅虫水族館は、陸奥湾を望む本州最北端の水族館で、県内に生息する水生生物をはじめ約300種を飼育展示しています。

浅虫水族館
浅虫水族館
まるで海の中を歩いているかのような気分になれる大きなトンネル水槽や、ダイナミックなイルカパフォーマンスが人気。

浅虫水族館
浅虫水族館

立ち寄りスポット:足湯


もちろん温泉も外せません。浅虫温泉駅前の無料の足湯は有名。帰りの列車を待つ間でも気軽に温泉気分が味わえます。

浅虫温泉駅前足湯

▼浅虫温泉について、こちらの記事もご覧ください:https://att-japan.net/archives/11678
浅虫温泉 湯の島


おすすめポイント:モーリーズカフェ


モーリーズカフェ

浅虫温泉駅構内にある「モーリーズカフェ」では、県の名産を使ったスイーツやお土産が販売されています。

くじら餅
くるみの風味とむっちりとした歯ごたえが特徴の「くじら餅」など、自慢の味を楽しみましょう。

モーリーグッズ
イメージキャラクター「モーリー」の可愛いグッズもこちらで購入できますよ。

営業時間:9:00~12:30、13:30~16:20
定休日:木曜日・年末年始・青い森鉄道まつり開催日

岩手県:三陸鉄道


岩手県の太平洋に面した三陸海岸沿いを走る、海の絶景を眺められる人気の路線。

三陸鉄道

北の久慈駅から南の盛駅まで、全長163km。2011年の東日本大震災や2019年の台風などの度重なる被害を乗り越え、今も地域の人々の大切な足として愛されています。

三陸鉄道

立ち寄りスポット:浄土ヶ浜


浄土ヶ浜

©岩手県観光協会


最寄り駅の宮古駅からバスで約20分。静かな入り江に鋭くとがった白い岩が海岸にそびえたつ「極楽浄土のような絶景」が見られます。松の緑、岩の白と海の青のコントラストがとても美しい。

浄土ヶ浜

©岩手県観光協会



立ち寄りスポット:愛が詰まったロマンチックな駅


元の駅名は小石浜駅ですが、2009年に地元の人々の熱意によって「恋し浜駅」に改称されました。

恋し浜駅
ホームに「幸せの鐘」が設置され、待合室に置かれている地元のホタテ貝に恋愛成就の願いを書いてつるすことから、恋愛のパワースポットともいわれています。

恋し浜 幸せの鐘

おすすめポイント:駅グルメ


日本の人気ドラマの舞台にもなった久慈駅。駅舎内にある売店「三陸リアス亭」の名物「うに弁当」は絶品! 事前予約がおすすめ。

久慈駅
三陸リアス亭 うに弁当

©岩手県観光協会


陸中野田駅は、鉄道の駅と道の駅が一緒になっている珍しい施設。「道の駅のだ」で味わえる自然海水塩を使ったソフトクリーム「のだ塩ソフト」が人気。

道の駅のだ
道の駅のだ のだ塩ソフト

福島県:会津鉄道


福島県の西若松駅と会津高原尾瀬口駅を結ぶ鉄道。

会津鉄道

実は東京の浅草から東武鉄道を使って野岩鉄道・会津鉄道経由で約4時間で会津若松に着けます。知る人ぞ知る便利かつ安いルートです。

会津鉄道
会津鉄道
お座敷席、トロッコ席、展望席が1本の列車で楽しめる「お座トロ展望列車」の車窓から眺められる雄大な景色は息を呑みます(主に4月~11月の土日に運行)。

会津鉄道

立ち寄りスポット:大内宿


かつての主要道・会津西街道の宿場町として賑わった大内宿

大内宿

築数百年という茅葺きの家々が通り沿いに並び、江戸時代の雰囲気をよく残しています。

大内宿
1981年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大内宿最寄りの湯野上温泉駅は、全国でも珍しい茅葺き屋根の駅。

大内宿
大内宿

立ち寄りスポット:会津若松


会津若松城

「鶴ヶ城」と呼ばれ親しまれている会津若松城や飯盛山、さざえ堂など見どころがいっぱい。幕末の動乱期には城下戦も経験し、多くの悲話も残ります。

さざえ堂
さざえ堂は1796年に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。登りと下りが全く別の通路になってすれ違わないという、世界にも珍しい建築様式で、1996年に国重要文化財に指定されました。

おすすめポイント:日本酒


福島県は、明治時代から続く全国新酒鑑評会で「7年連続・金賞受賞数日本一」という大記録を更新中。おすすめの銘柄が多すぎて困ってしまいますが、会津の酒蔵の、新進気鋭の新しい味わいの日本酒をご紹介しましょう。

福島 日本酒
・飛露喜(ひろき) 廣木酒造本店:福島を代表する、最も入手困難な人気銘柄のひとつ。英国のウィリアム王子が福島県に宿泊した際にも振舞われました。
・寫楽(しゃらく) 宮泉銘醸:「飛露喜」と並び、福島を代表するプレミアム銘柄。果実を思わせる含み香と、心地よい酸味を感じさせる個性的なお酒。
・ゆり 鶴乃江酒造:澄んだ飲み口と花のように可憐な淡い香りが印象的。
・天明(てんめい) 曙酒造:進化した現代日本酒の先駆け的存在で、同じ「天明」でも驚くほどにバリエーションが多彩。常に試行と進化を続け、通を唸らせる垂涎の的です。

*このページの情報は2021年2月の情報です。

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