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酒通ライターがおすすめする、日本のクラフトビール3選

Culture

ReleaseJune 10, 2021

作り手の思いや地域の特色を楽しめることから世界で愛されるクラフトビール。近年日本でも人気を博し、全国で職人の技が光る逸品が製造されています。身近なクラフトビールを求めて近所に出かけるもよし、気になる地域のあの一本をお取り寄せして楽しむもよし。奥深いクラフトビールの世界に足を踏み入れましょう!

ライター:お酒に目がないNoe

クラフトビール

◆日本のクラフトビール

日本では1994年の法改正により、ビール製造免許を与えられる最低製造量がそれまでの2,000㎘から60㎘に変更され、小さな醸造所でもビール製造が可能となり、クラフトビールが各地で作られるようになりました。地域素材の活用や職人技が光る醸造など、個性的で多種多様な味わいが楽しめます。

◆知っていますか?ビールの種類

日本で作られるビールの醸造方法は大きく2つに分かれます。

・エール

常温から高温で発酵し、発酵が進むにつれ酵母が上に浮き上がる「上面発酵」と呼ばれる昔ながらの方法で造られる。3~4日で発酵し、豊潤な香りと濃厚な味わいが特徴。

・ラガー

5℃前後の低温で7~10日程、時間をかけて発酵し、タンクの底に沈降していく「下面発酵」の酵母を使って造られる。19世紀以降に主流となった方法で、のどごしが良く、すっきりと爽やかな味わいが特徴。

日本ではラガービールが主流ですが、近年ではクラフトビールの流行により日本でも多様なスタイルのエールビールを楽しめるようになりました。

◆私のおすすめクラフトビール!

・小樽ビール: 運河沿いの醸造所で造られる古き良きドイツのクラフトビール

観光スポットで有名な小樽運河沿いに立ち並ぶレンガ倉庫の一角で1995年に誕生した小樽ビール。ドイツで1516年に公布された「ビール純粋令」に基づき、麦芽・ホップ・水・酵母のみから醸造する伝統的な製法を受け継いでいます。
醸造所の中にあるビアパブ「小樽倉庫No.1」では、出来立ての生ビールを味わうことができます。巨大な仕込み釜でビールが醸造される様子も見学できるので、ビール好きならぜひ訪れてみてください。
小樽ビール
小樽ビール
小樽ビール
小樽ビール

小樽ビール醸造所
https://otarubeer.com/jp/
小樽市港町5-4 小樽運河倉庫群

・箕面ビール:おさるのデザインがユニークな大阪代表

大阪府北部に位置する箕面市で生産される箕面ビール。定番商品は飲みやすいラガービールのピルスナー、少しの苦みとまろやかさが唯一無二のスタウトなど6種。素材に合わせて試行錯誤を重ねて作られるレシピから生まれるビールは、味はしっかりしながらも、強い癖がないことも特徴で、ビールに慣れていない方でも楽しみやすいラインナップです。
箕面ビール
箕面ビール
箕面ビール味はもちろん、見た目の可愛さも人気の理由。全種類並べて試してみたくなります。

箕面ビール
王冠(栓)もかわいい。集めたくなりますね。

箕面ビール
https://www.minoh-beer.jp/
大阪府箕面市牧落3-14-18

・吉備土手下麦酒:ビールを愛し、地元に愛される岡山の逸品!

岡山県にある、知る人ぞ知るビール醸造所兼レストランの「吉備土手下麦酒醸造所 普段呑み場」。名前の通り、市内を流れる旭川の土手下にある小さなお店です。エールタイプで醸造されたペールエールやセッションIPA、スタウトはどれも麦の甘みを活かした優しい味わい。ビール好きにはたまらないラガータイプは勿論、ビールは苦くて苦手という方にも楽しめる、岡山の果物を使ったフルーツエール等、年間20〜30種類を醸造。
吉備土手下麦酒
吉備土手下麦酒
吉備土手下麦酒
吉備土手下麦酒
直営店舗や岡山県内での販売がメインですが、関西や関東圏内のイベントやお祭りに出店することもあります。出逢えたあなたはラッキー!是非素材の味わい豊かな一杯を楽しんでください。

吉備土手下麦酒
https://kibidote.com/
岡山県岡山市北区北方4-2-18


ぜひ味わってほしい、全国のクラフトビールを紹介しました。日本酒を生み出した日本人ならではの探求心やこだわりが、ビールづくりにも活かされているようです。注文したビールを片手に、誕生の歴史や作り手に想いを馳せてみると、ビールの味わいが二倍三倍に奥深くなりますね。
あなたも是非、気になる地域のクラフトビールをチェックしてみてください!

*このページの情報は2021年5月の情報です。