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絶景と歴史に思いを馳せる 長崎県五島列島 福江島の旅 Vol.1

Travel

ReleaseOctober 18, 2021

日本で最も島の数が多い長崎県。その数なんと971!!壱岐、対馬、五島列島など個性豊かな島が数多くありますが、その中でも、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録され、2つの構成資産がある世界遺産の島として有名なのが五島列島。今回はそんな五島列島の最南端・福江島を旅してきたので、その見どころをご紹介します!

ライターMai

鹿児島で生まれ、九州各地で暮らしてきたMaiです。九州の食とお酒、温泉が大好きで、「九州八十八湯めぐり」の最上位「泉人(せんにん)」になるのが目標。大好きな地元九州を中心に、ワクワクする日本の魅力を発信したいです!


今回は、長崎港から九州商船のジェットフォイルで福江港まで向かいました。長崎市内にある長崎港までは長崎空港からリムジンバスで、長崎駅からは路面電車やタクシーでアクセスが可能です。ジェットフォイルで福江港までは約1時間半の船旅。あっという間に福江島へ到着しました。

長崎港九州商船カウンター


長崎港長崎港乗船場


今回利用した九州商船では、往復の船と現地の観光ガイドや、宿泊もセットになった様々なプランも販売しているので、初めての五島旅や、世界遺産をガイド付きで見学したい方にはこちらもおすすめです。

ジェットフォイルジェットフォイルぺがさす


https://kyusho.co.jp/

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、16世紀半ばに日本に伝来したキリスト教が、17世紀に入って徳川幕府により弾圧されていく中で、長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながらひそかに信仰を続けた、潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統の証となる遺産群です。2018年7月に、世界文化遺産へ登録されました。
五島列島にある世界遺産構成資産は、「久賀島の集落」と「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」であり、今回訪れた福江島にはありませんが、福江島にも五島宣教の拠点であった堂崎天主堂をはじめ、今でも祈りの聖地として使われている教会が多く残っています。それらの教会を訪れることで、激しい迫害に耐えながらひそかに信仰を守り続けてきた信者たちが紡いできた歴史を感じられます。また、多くの洋式建築の教会では、屋根に瓦が使われており、洋式教会と日本建築の融合も見ることができます。ここでは今回訪れた福江島の教会をご紹介します。

堂崎天主堂


堂崎天主堂は、禁教令が解かれて4年後の1877年に、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島布教を命じられ、1879年にマルマン神父によって建てられた、五島の最初の天主堂でした。最初は木造の天主堂でしたが、1908年に、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。県指定有形文化財にも登録されている、五島のシンボル的な教会です。現在は、弾圧の歴史や資料を展示する資料館として一般公開されています。

堂崎天主堂 堂崎天主堂 堂崎天主堂

水ノ浦教会


水ノ浦教会は1880年に建立された、水ノ浦の入り江を一望する丘の上に立つ天主堂です。木造教会堂としては日本最大規模です。1938年に現在の聖堂に建て替えられました。白を基調とした聖堂内は、見事なコウモリ天井と色鮮やかなステンドグラスを通して注がれるやわらかな光が印象的です。

水ノ浦教会 水ノ浦教会

楠原教会


楠原教会は、1912年に建てられたレンガ造の教会です。内部は白を基調にした木造ではありますが、アーチ状の天井、ステンドグラスなど洋式教会としては五島で3番目という古い歴史をもっています。

楠原教会 楠原教会 楠原教会
今回訪れたのは、いずれも1873年にキリスト教禁教令が解かれたのちに建てられた教会です。カトリックに復帰した集落で、長年にわたり苦難に遭いながらも信仰をやめなかった信徒たちによって建てられています。過酷な拷問などの苦しく長い迫害を耐えてきたカトリック信者の思いを感じることができました。

教会とあわせて訪れてほしい、福江島のおすすめスポットはこちらの記事で!
https://att-japan.net/archives/14437

※このページの情報は2021年10月の情報です。