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宇治茶の生産地 京都の「茶源郷」和束の魅力

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ReleaseDecember 16, 2021

2025年に関西万博が開催されるのに合わせて選定された、「地域ブランドエコシステム」のひとつにもなった、京都府の和束茶。日本茶の代表的ブランドでもある宇治茶の約半分を、京都府の南部に位置する小さな町、和束町で生産していることをご存じでしょうか?まさに今注目を集め始めている、和束茶の生産地、和束町へ行き、その秘密を探ってきました!

和束茶

和束茶


和束町にある美しい公園に隣接した広場は、農作物を中心に地元産のものを販売する直売所、休憩所を兼ねた交流ステーション「和束の郷」、和束茶と和束茶スイーツを味わえる喫茶とショップのある「和束茶カフェ」などで構成される情報発信エリアとなっており、和束町活性化センターはその中に事務所を構えています。和束茶カフェの店内には、お茶だけでも140を超えるアイテムに加え、お茶の佃煮やお茶のふりかけ、お茶のクッキーなど、和束のお茶に特化した商品がずらりと並びます。

和束茶カフェ
和束茶カフェ外観


和束茶カフェ
和束茶カフェには和束産のお茶がたくさん!


和束の郷
交流ステーション和束の郷外観


和束の郷
直売所コーナーには、和束産の野菜と生産者の写真も!


和束町活性化センターの運営やサポートを行っている湊さんにお話を伺ったところ、町を中から元気にしたいという想いで、自分たちの地域を好きになってもらえるような、町と人が関わり合うための場づくりをここで行っているそうです。

また、和束町地域活性化センターでは、地域の方々の交流や活性のための活動として、農村民泊の受け入れや様々な茶文化体験を行っています。京都市と奈良市の間という、修学旅行のゴールデンルート上に位置する和束町は、2014年から農村民泊で国内外の修学旅行生を受け入れており、2018年には300名近い修学旅行生が和束での農家民泊を体験しました。地元の方々とのふれあいや、ホストファミリーにお茶の淹れ方を教わるなど、ここだけの特別な体験ができ、受け入れ家庭も喜んでもらえることが、この活動のポイントだそうです。湊さんは受け入れ家庭に対し、農泊の目的や安全管理などの勉強会を開催されてきたそうですが、実際は地域の方たちが同じ目的を持って集まり、役に立っていると感じてもらうため、受け入れ家庭同士の交流を図ることがこの勉強会を開催した意図であった、と話してくださいました。

農村民泊の様子


その後、地元の茶農家やカフェ、民宿なども訪れましたが、全ての場所で共通していたのは、皆さんが和束茶を愛し、それを生産する和束の魅力も伝えたい、と力強く言っていたこと。湊さんをはじめとする活性化センターの方々の努力もあり、和束の茶農家の皆さんが和束を愛し、この地でお茶の生産を行っていることに誇りを持っているからこそ、和束茶のブランドは強固なものとなっているのだと感じました。

和束茶カフェ
和束茶カフェには、生産農家の皆さんの顔写真がずらり!



和束カフェで和束茶を味わうのはもちろんですが、時間があればぜひ、生産現場をガイド付きで見学できる「茶畑ウォーキング」や、急須を使っての「お茶の淹れ方体験」に参加し、和束茶の魅力を五感で感じてみてくださいね。あなたもきっと、和束の「茶源郷」たる由縁を感じることができるでしょう。



※このページの情報は2021年11月の情報です。

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