日本の伝統を支える職人たち 奈良県(御所・五條)
Magazine
UpdateDecember 15, 2021
ReleaseOctober 31, 2018
もくじ
日本の古い街並みや古道が残る奈良県の五條と御所。
豊かな自然が残る、ゆったりとした街で、職人たちが伝統文化を繋いでいます。
(美術刀剣研師)大越 明友さん



美術刀剣研師 大越明友:近鉄御所駅(近鉄御所線)から車で8分
豊田バス停(御所市コミュニティバス)から徒歩約3分
※メールにてお問い合わせください。aktm.ohkoshi@gmail.com
(盆栽)大柏園 高橋 定嗣さん


江戸時代から親しまれてきた盆栽は、今では日本人だけでなく、海外からのお客様にも、とても人気があります。大柏園では、真柏(しんぱく)をはじめ、黒松、紅葉や梅など、さまざまな盆栽を育てて販売しています。

大柏園:近鉄御所駅(近鉄御所線)またはJR御所駅(JR和歌山線)から徒歩約15分
公式HP:https://taihakuen.wixsite.com/bonsai
※事前に電話かメールにてお問い合わせください。
0745-62-3613/taihaku@chive.ocn.ne.jp
(日本酒杜氏)五條酒造 松本 晋二さん




五條酒造:五条駅(JR和歌山線)から徒歩4分
※見学をご希望の場合には、事前にお問い合わせください。
メールアドレス:http://sake-goshin.com/en/index.html/info@sake-goshin.com

日本の酒シリーズ 【日本酒】
もくじ 1 日本酒とは?2 日本酒の種類3 イマドキ日本酒事情4 飲み方色々やわらぎ水を忘れずに!日本酒おすすめスポット6 全国の酒 日本酒は、日本の自然と気候.....
(醤油製造) ナカコ将油 中 啓三さん

和食の基本となる調味料のひとつが「醤油」です。ナカコ将油は、1877年創業。五條市初の醤油の醸造所です。20世紀以降、多くの製造業は工業化されましたが、奈良県では、現在でも職人が丹精込めた手づくりで、醤油を作っています。通常の醤油は半年発酵をさせますが、ここの醤油は時間をかけて2年間発酵させることで、素材の旨味に深さをもたせています。さまざまな種類の醤油があるので、料理に合わせて、試してみてください。

和食の特徴は、素材本来の味を引きたてることです。大豆と小麦からできている醤油は、日本人にとって欠かせない調味料です。醤油をはじめとした和食の調味料は、味を足すのではなく、掛け合わすという概念で使用され、旨味を大切にしています。

ナカコ将油の現在の当主は五代目で、夫婦で家業を営んでいます。
伝統の製法を守り続ける醤油は、無添加、無ろ過、無調整で、やや甘めの濃い味が特徴です。外国人のお客様には、野菜スティックや白いご飯と相性のよい「もろみ」や「昆布醤油」が人気で、JR奈良駅構内でも購入できます。

販売場所:ナカコ将油(本店) 五条駅(JR和歌山線)から徒歩10分
ナカコ将油(JR奈良駅店)JR奈良駅構内
公式HP:http://www.nakako.biz/order.html
東京からの五條へのアクセス
奈良交通高速バス(5,980円~10,500円)公式HP:https://www.narakotsu.co.jp/kousoku/yakou/shinjuku_g.html
※このページの内容は2021年12月のものです。