シラクチカズラというつる植物を編み連ねてかけられた、長さ45メートル・幅2メートル・水面上14メートルの橋。歩く度に軋む足元の隙間からは祖谷川の美しいエメラルドグリーンの渓流が見下ろせてスリル満点! 3年毎に行われる架替えでは、約6トンの材料が使われるそう。世界26カ国190余りの美術館が所蔵する西洋名画を、特殊技術により陶板で原寸大に再現し展示する美術館。約4キロに及ぶ鑑賞ルートで世界中の名画を一堂に楽しむことができます。中でも、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂の天井画と正面壁画「最後の審判」を再現したシスティーナ・ホールは必見です。高知県西部、梼原町。標高1455メートルにもなる雄大な四国カルストに抱かれた山間にあることから「雲の上の町」と呼ばれるこの町に、建築家・隈研吾氏の手掛けた建築作品が6つ、豊かな自然と調和しながら存在しています。「雲の上の図書館」など、梼原町産の木材を使用し作られた建築作品を巡りましょう。四万十川の支流である目黒川上流に広がる、12キロにおよぶ大渓谷。侵食によってできた花崗岩の滑らかな岩肌を流れ落ちる清流が美しく、渓谷沿いに整備された遊歩道で自然の中の散策を楽しめます。本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋のたもとに2020年6月にオープンした四国の次世代型水族館。館内はこだわりの水槽と幻想的な光の演出で、まるで美術館のような空間が続きます。一番の目玉は、瀬戸内海を背景にイルカが泳ぐプール。写真映えも抜群の、大人も楽しめる水族館です。今年30周年を迎えるテーマパーク。ライドアトラクションやキャラクターショーも楽しめる「NEWレオマワールド」をはじめ、季節ごとの花のイベントが開催され、季節の花々が咲き誇る「レオマ花ワールド」や、プロジェクションマッピングや約250万球のイルミネーションを楽しめる「レオマ光ワールド」など様々なエリアがあり、子どもから大人まで楽しめます。日本三古湯の一つに数えられ、その歴史は3000年も前に遡ると言われる道後温泉。そのシンボルである重要文化財の公衆浴場の道後温泉本館は、現在営業しながら2024年末までの保存修理工事を行っています。後期保存修理期間中は「stay hot, stay creative」をコンセプトに、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」が展開中。9月24日からは、写真家・映画監督の蜷川実花氏の作品をはじめとした数々のプロジェクトが道後温泉地区で2024年3月末まで展開予定です。印象派の巨匠クロード・モネがフランスのジヴェルニーに造った庭をモデルに作られた庭園施設。約3万㎡の敷地に睡蓮をはじめ約10万本の草花が四季折々に美しく咲き乱れ、まるでモネが描いた風景の中を歩いているような気分に。■ 祖谷のかずら橋■ 大塚国際美術館■ 梼原町×隈研吾建築物■ 滑床渓谷■ 四国水族館■ レオマリゾート■ 道後温泉■ 北川村 モネの庭 マルモッタンお遍路と一緒に巡りたい、心が整うおすすめスポットをご紹介。徳島高知愛媛香川 大歩危駅(JR)からバスで25分 鳴門駅(JR)からバスで15分 鳴門駅(JR)からバスで15分 松丸駅(JR)からタクシーで30分 宇多津駅(JR)から徒歩12分 琴平駅(JR)から無料シャトルバスで20分 道後温泉駅(伊予鉄道)から徒歩5分 奈半利駅(土佐くろしお鉄道)からバスで10分※2018年の作品展示の様子©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery/Dogo Onsenart 2018写真提供: 大塚国際美術館WEB記事も見てネ!画像提供:四国水族館WEBで記事を読むatt-japan.net/archives/135194
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