Hidden Gemを見つけに、山陰へ行こう

自然を満喫しよう～大山・浦富海岸～

―大山
鳥取県西部に位置する大山は、「東の富士山、西の大山」と称され、日本100名山にも選ばれています。眺める方角によって異なる姿が見られるのが、大山の大きな魅力。中でも豪円山のろし台から眺める北側の急崖は美しく、麓の紅葉とのコラボは必見！例年10月初旬から色づき始め、11月初旬にかけて見ごろを迎えます。
【アクセス】JR米子駅→バス約50分→終点大山寺停留所→徒歩25分

―浦富海岸
日本海に面したリアス式の浦富海岸。洞門や奇岩など自然が生んだアートと、澄んだ美しい海を楽しめます。京都府から島根県まで東西に長く続く山陰海岸ジオパークの中でも、この浦富海岸はとくに海の透明度が高く感じます！田後という小さな漁師町ののどかな雰囲気も素敵なので、ぜひ自然美と漁村の営みを合わせて感じてほしいです。【アクセス】JR石見駅→バス8分

歴史ある街並みを歩こう！3つの「小京都」～松江・津和野・萩～

―松江
島根県東部に位置する城下町・松江は、東に中海、西に宍道湖を臨み、市街地には多くの堀川が流れる「水の都」。街の中心にそびえる松江城は、1611年建築の天守が現存しており、国宝に指定されています。ぜひ堀川をめぐる遊覧船から城を眺めてみて。宍道湖から眺める夕日もおすすめです。 【アクセス】JR松江駅→バス10分

―津和野
山間にひっそりとたたずむ城下町。石畳のメインストリート・殿町通りには白壁の歴史的建造物が建ち並び、その脇を流れる掘割にはたくさんの鯉が泳いでいます。
【アクセス】JR津和野駅→徒歩10分

町を見下ろす城山の中腹には、参道の約千本の鳥居が有名な太皷谷稲成神社があります。
【アクセス】JR津和野駅→徒歩30分

―萩
1850年代から始まった日本の産業革命の歩みを示す場所の一つとして、世界文化遺産にも登録されている萩城下町。西洋の技術を取り入れ、日本が産業化を目指した時代の街並みが残っており、当時の地域社会の様子を学べます。春～初夏にかけては、街のあちこちで夏みかんが生る光景が見られます。【アクセス】JR新山口駅→バス1時間

石見銀山で自然と文化にふれよう～石見銀山・大森の街並み・温泉津温泉・のどぐろ～

―石見銀山
2007年に世界文化遺産に登録された、世界有数の鉱山遺跡。17世紀前半には、世界に流通する銀の1/3がここで生産されていたと言われています。坑道跡では、手作業で採掘された形跡を間近に見ることができ、アドベンチャー気分が味わえます。
【アクセス】JR大田市駅→バス30分

―大森の街並み
銀山のおひざ元として栄えた大森の街には、この地域特産の赤瓦を用いた建物が約1kmにわたって建ち並んでいます。セピア色の街並みは、まるで古い映画のよう。

「ルールブルー石見銀山」は、古民家を改装した雑貨店です。地元の食材や食器、おしゃれなインテリア雑貨などが並び、お土産選びにぴったり。【営業時間】11:00～16:00
【定休日】月曜、火曜、水曜
【URL】https://lb-iwamiginzan.storeinfo.jp/
【アクセス】JR大田市駅→バス25分→大森代官所跡停留所→徒歩3分
―温泉津温泉
古くから湯治場として、また銀山で産出された銀の積出港としても賑わった温泉津は、レトロな町並みが美しい温泉街。泉質が高いことで有名で、冷え性などに効果があります。【アクセス】JR温泉津駅→バス5分、徒歩10分

―エディターのおすすめグルメ　のどぐろ
日本海の豊かな漁場に育まれたのどぐろは、山陰地方の名物の一つ。脂がのってとろけるような食感で人気です。島根県浜田市にある「めし処 ぐっさん」の人気メニュー「のどぐろ炙り丼」は必食のおいしさ！まずはそのまま、最後はだし茶漬けにして楽しんで。【営業時間】10:00～15:00
【定休日】火曜、水曜
【アクセス】JR波子駅→徒歩15分

まだまだあります！att.JAPAN編集部のおすすめスポット～本池美術館・湯宿 草菴・森の芸術祭～

―本池美術館
革人形師の本池秀夫氏による、世界初のレザーアートの美術館。毛並みまで細かく再現された等身大の動物や、表情豊かな人形など、独自の製法で作られた約100点が並びます。レザー小物をそろえたショップや、カフェも併設されています。【営業時間】10:00～17:00（最終入館16:30）
【定休日】水曜、木曜　祝日営業
【入館料】大人500円、中高生300円
【URL】https://www.motostyle.jp/pages/museum
【アクセス】JR大篠津町駅→徒歩15分

―湯宿・草菴
島根県出雲市、「美人の湯」として知られる湯の川温泉のかくれ宿。緑あふれる庭には古民家が点在し、客室になっています。ヨーロッパ・アンティーク家具が置かれ、和と洋が融合した洗練された空間に魅了され、縁側からの眺めに癒されます。地元の山海の幸を使った創作和食も絶品でした！
https://www.yuyado-souan.jp/
【アクセス】JR荘原駅→徒歩10分

―森の芸術祭
2024年秋、岡山県北部12市町村を舞台に現代アートの国際芸術祭「森の芸術祭　晴れの国・岡山」が開催されます。国内外から現代アーティストや写真家、音楽家、ダンサー、華道家など幅広いジャンルのクリエイターを迎え、新作の展示や場所を活かした作品を楽しんでいただける展覧会です。その他に開催エリアの食を楽しめるアートプロジェクトも進行中。芸術祭の概要や参加アーティスト等の詳細は芸術祭公式Webサイトをご確認ください。
https://forestartfest-okayama.jp/ ・会期：2024年9月28日～11月24日
・アート作品設置市町村：津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町
・アートディレクター：長谷川祐子（キュレーター、美術評論家、金沢21世紀美術館館長）
・鑑賞パスポート：（一般）前売2,500円、当日3,000円　|（大学生・専門学生）前売1,500円、当日2,000円
・単館鑑賞券：（一般・大学生・専門学生）700円