ANIME PLACES 2024-2025

『逃げ上手の若君』×神奈川県鎌倉市、長野県諏訪市

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『逃げ上手の若君』は、『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』で知られる松井優征が描く歴史スペクタクル。2024年にアニメ化され話題を呼んだ同作の舞台としては、神奈川県鎌倉市や長野県諏訪市が挙げられます。時は14世紀、主人公の北条時行は実在した人物で、鎌倉幕府滅亡後、信濃国(現在の長野県)の諏訪に逃げ延びます。そのため諏訪大社や武居城跡森林公園などの今に残る史跡や諏訪湖が登場します。また、鶴岡八幡宮など鎌倉の名所も多数描かれています。東京からも行きやすく、気軽にアニメの舞台めぐりをしたい方におすすめです。

TVアニメ『逃げ上手の若君』はBlu-ray&DVD発売中。

©松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会


♦ 神奈川縣 鎌倉市


©松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

◆ 長野縣 諏訪市


©松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会 諏訪大社
©松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会  諏訪湖

URL https://nigewaka.run/

『しかのこのこのここしたんたん』×東京都日野市

2024年7〜9月に放映されたTVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』は、主人公・虎視虎子と変な角が生えた鹿乃子のこの出会いから始まる、ちょっとシュールな学園コメディ。虎子が踊る動画がYouTubeで再生数800万回、TikTokで2800万回を突破し放送前から話題沸騰した同作の舞台は、東京都日野市。

©おしおしお・講談社/日野南高校シカ部

伝統的な入母屋造の屋根が特徴のJR日野駅は、通学シーンで登場します。さらに日野市役所、みはらし公園、高畑不動尊、多摩モノレール程久保駅など、様々な場所が描かれました。また、EDには奈良公園のシカが、アイキャッチには全国のシカにまつわるスポットが登場し、全国にファンが訪れるようになりました。

©おしおしお・講談社/日野南高校シカ部 JR 日野駅

高畑不動尊
日野市役所

URL https://www.anime-shikanoko.jp/onair/

『怪獣8号』×東京都立川市

2024年にアニメ第1期がスタートし、2025年7月には第2期が放送・配信予定の『怪獣8号』。その舞台として話題を呼んだのが東京都立川市です。主人公・日比野カフカが入隊を志す日本防衛隊第3部隊の基地が立川に位置していることから、2024年4〜6月には立川市とのコラボイベントが開催され、立川駅をはじめ街のあちこちにキャラクターの展示が登場しました。街をあげて『怪獣8号』を応援しています。

ほかにも原作漫画には東京タワー、浅草、渋谷のMIYASHITA PARKなど東京の名所が登場する“怪獣百景”という人気企画があり、好評を博しています。

『怪獣8号』は2020年より『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中の松本直也氏による人気漫画。原作コミックスは国内累計発行部数1,700万部を突破し、『少年ジャンプ+』での累計閲覧数は7億超えを記録しています(2024年12月現在)。

アニメ『怪獣8号』第1期総集編/同時上映「保科の休日」は2025年3月28日から3週間限定で劇場公開予定。

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社立川駅

URL https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kaiju-no8/

『【推しの子】』×宮崎県高千穂町

YOASOBIによるオープニングテーマ『アイドル』の世界的ヒットとともに海外でも人気となったTVアニメ【推しの子】。2024年にシーズン2が放送され、宮崎県高千穂町が「プライベート編」の舞台モデルとして、さらに劇中歌「POP IN 2」のMVの舞台として登場しました。

© 赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

高千穂神社、国見ヶ丘、天岩戸神社など日本神話に由来する歴史的な場所や、芸能と縁結びの御利益があると言われる荒立神社など、「神話の里」として有名な高千穂町ならではの場所が数多く描かれています。

高千穂神社荒立神社

また、道の駅高千穂の天鈿女命像や高千穂歓迎オブジェなど、個性的なモチーフもぜひ写真を撮りたいですね。高千穂町を訪れるときは、キャラクター達と同様に、熊本空港を利用するのがおすすめです。

© 赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会天鈿女命像

2025年3月末まで高千穂町では【推しの子】とのコラボイベントを開催中。ルビーと有馬かなが町を案内してくれる音声ガイドやオリジナルグッズの販売など盛りだくさん。

URL https://takachiho-kanko.info/lp/oshinoko/

『菜なれ花なれ』×群馬県高崎市・沼田市

2024年7〜9月に放映された『菜なれ花なれ』は、6人の女子高生がチアリーディングで「応援」をすることを通し、人々に感動を与えていく姿を描いた青春アニメ。

©なれなれプロジェクト/菜なれ花なれ製作委員会

同作の舞台は群馬県。高崎市や沼田市をモデルにした様々な場所が登場します。高崎市内では物語の始まりの地であり、実際にチアリーディングの大会会場にもなっている高崎アリーナや、高崎中央銀座商店街など。

©なれなれプロジェクト/菜なれ花なれ製作委員会

沼田市では、主人公・かなたが大ジャンプを決めた沼田市の団子坂(トンネル坂)、かなたの幼なじみ・恵深(めぐみ)の実家という設定で何度も登場する舒林寺などがファンの注目の的に。また、チームの絆が深まった温泉のエピソードの舞台として、みなかみ町の宝川温泉も描かれています。

舒林寺  ©群馬県/ぐんまフィルムコミッション

高崎中央銀座商店街 ©群馬県/ぐんまフィルムコミッション

アニメ『菜なれ花なれ』舞台巡りMAPもウェブで見ることができます。
https://www.gunma-fc.jp/wp/wp-content/uploads/narenare_map.pdf

URL https://narenare-anime.com/

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ライター
att.JAPAN編集部
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