※「妙見の森」営業終了のお知らせ https://noseden.hankyu.co.jp/guide/mountain_close/
兵庫県の南東部に位置する川西市の妙見山。この山の中腹に広がる一帯は「妙見の森」という愛称で親しまれており、季節を通して自然を楽しめる魅力がいっぱいです。 今回はそんな妙見の森の見所をご紹介します。
妙見山のふもとにある川西市黒川地区は、「日本一の里山」と称されていることをご存知でしょうか?そもそも里山とは、本来の自然と人々の生活の中間に位置し、集落と、薪炭等の生産のために人の手が入った林、農地などからなる地域のことを言います。黒川地区の里山は平安時代(794年 – 1185年)から続くとされる歴史性、本来の里山景観が今も残る景観性、独特な形状を持つ台場クヌギが維持されている文化性、林の中に昆虫が群生する生物多様性等の諸条件が揃っていることから、「日本一の里山」と呼ばれています。
妙見山のふもとから山上の高低差223mを結ぶ全長666mのケーブルカー「妙見の森ケーブル」。春には桜、秋には紅葉など、季節ごとに表情を変える日本一の里山の景観を、車窓から眺めることができます。まずはこれに乗って妙見の森散策に出発しましょう。
運賃:大人400円(片道)、小児200円(片道)
妙見の森ケーブル山上駅を降りてすぐのところには、足湯スポット「妙見の森 山上の足湯」があります。360度自然に囲まれた足湯はリラックス効果も抜群です。里山の景観を山上から眺めながら、ゆっくりと足湯に浸かって癒されてみませんか?
入場料:100円(妙見の森フリーパスをお持ちの方は無料)
妙見の森ケーブル山上駅から少し歩いたところにある「妙見の森ふれあい広場」。お食事処や休憩所としても利用できる「森のカフェあじさい」がある他、展望デッキからの「かわらけ投げ(厄よけなどの願いを掛けて、高い場所から素焼きの盃や皿を投げる遊び)」や、里山の豊かな自然の中を走るミニトロッコ列車「シグナス森林鉄道」を楽しむことができます(休日のみ営業。ただし、雨天時は休業)。
妙見の森ふれあい広場に来たなら、地下171mから湧き出す天然のミネラルウォーター「妙見の水」の試飲もおすすめ。お茶やコーヒーに使ってもおいしいと言われる妙見の水は、容器を持っていれば、持ち帰ることも可能です。
木々に囲まれた森の中にある「妙見の森バーベキューテラス」。調理器具が無料でレンタルできる(一部有料)他、食材や飲み物も現地で販売しているので手ぶらで気軽にバーベキューを楽しむことができます。自然の中のバーベキューで、お腹も心も満たされること間違いなし(要予約)。
施設内には子どもが楽しめるアスレチックもあります。
入場料:大人600円、小人300円
他にも、妙見の森ふれあい広場周辺では「北極星入口駅」、「山上のブランコ」といったアート作品の鑑賞や、そこからさらに上へと登る道中で季節の花々を観て楽しめる「妙見の森リフト」など、まだまだ妙見の森で楽しめるコンテンツが沢山あります。 春の桜シーズン、秋の紅葉シーズンはもちろん、一年を通して「日本一の里山」を楽しめる妙見の森へ、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
※バスの運行本数が少ないため、事前に阪急バスのホームページでご確認ください。
住所 | 兵庫県川西市黒川 奥瀧谷 |
アクセス | 能勢電鉄「妙見口」駅より妙見の森ケーブル「黒川」駅まで、徒歩(約20分)又はバス(約3分) |
URL | https://noseden.hankyu.co.jp/guide/mountain/ |