兵庫県阪神北エリアの個性豊かなお酒5選

いちじくワイン “川西の朝露”

川西市は、国内有数のいちじくの産地です。川西市ではいちじくをお菓子や料理だけでなく、全国的にも珍しいいちじくワインにも加工しています。

アルコール度数は10％程度と比較的低く、いちじくのフルーティーな甘さが感じられるロゼワインで、いちじくのほんのりとした香りを楽しむことができます。毎年夏に収穫されたいちじくを秋に醸造し、２月から販売が始まります。

川西市内の一部の酒店やＪＡ兵庫六甲川西営農支援センター、オンラインで購入できるほか、川西市のふるさと納税の返礼品としても入手することができます。2021年入荷分は完売し、次回入荷は2022年2月になります。

販売場所：前中酒店

幕末のビール復刻版　幸民麦酒３３０ＭＬ瓶詰

今や世界的に知られる日本のビール、日本人で初めて醸造に成功したのは、三田出身で“近代日本化学の祖”とも呼ばれる幕末の蘭学者、川本幸民と言われています。西洋の化学書を幸民が翻訳した『化学新書』の中にはビールの醸造方法が詳細に記され、それを基にビールの醸造を行ったとされています。

その当時の史料を基に再現したものが“幸民麦酒”です。清酒酵母の風味を残した、コクがあり味わい深いビールです。乱世の幕末に思いを馳せてお楽しみください。オンラインで購入できるほか、伊丹市または三田市のふるさと納税の返礼品として入手することができます。

スピリッツ　うめ～ぇさんだ

こちらのお酒は三田産の米、水、そして梅を使用して作った、日本酒をベースにした蒸留酒です。 ほのかな梅の香りとくせのない味でスッキリとしています。ロックで飲んでもよし、炭酸水、お湯で割ってもよし、ストレートで飲んでもよし。お好きな方法でお楽しみください。

店頭やオンラインで購入できるほか三田市のふるさと納税の返礼品としても入手することができます。

販売場所：岡村酒造場（店内カウンターまたは、茅葺家屋の廃材を利用して建てられた趣ある古代室で珈琲を頂くこともできます。）

御免酒　老松

清酒発祥の地、伊丹市で製造されている日本酒です。江戸幕府の官用酒（御免酒）となったのち宮中奉納酒や将軍の御膳酒としても名をはせました。淡麗でやや辛口の豊かな味わいは、日本酒ファンからも評価が高いです。

店頭やオンラインで購入できます。

販売場所：伊丹老松酒造株式会社直売所

ＫＯＮＩＳＨＩ　大吟醸ひやしぼり７２０ＭＬ瓶詰

こちらも伊丹市で製造されている日本酒で、フルーティーな香りとみずみずしい口当たりが特徴です。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」2019年と2021年最高金賞、2020年金賞を受賞しています。

店頭やオンラインで購入できるほか伊丹市のふるさと納税の返礼品としても入手することができます。

販売場所：白雪　ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ