©Expo 2025
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が4月13日、大阪市の人工島・夢洲で開幕します。およそ6か月間、 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、日本と世界の先端技術やクリエイティブなアイデアを結集した展示が行われます。また日本各地の魅力やポップカルチャーに親しむイベントも予定されています。
大阪で万博が開かれるのは1970年以来、55年ぶり。今回の万博の見どころをご紹介します!
©Expo 2025
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が4月13日、大阪市の人工島・夢洲で開幕します。およそ6か月間、 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、日本と世界の先端技術やクリエイティブなアイデアを結集した展示が行われます。また日本各地の魅力やポップカルチャーに親しむイベントも予定されています。
大阪で万博が開かれるのは1970年以来、55年ぶり。今回の万博の見どころをご紹介します!
©Expo 2025
細胞と水が一つになってできた不思議な生き物。赤い部分は「細胞」、青い部分は「清い水」を表現していて、それらは増えたり減ったり、形を変えたりします。
©Expo 2025
©Expo 2025
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全長約2km、外側の高さ20m、内径約615mという世界最大級の木造建築物で、万博のシンボル的存在。リングの内側に各国のパビリオンが入り、輪の中で一つになった世界を表現しています。主にスギやヒノキを使い、伝統的な「貫(ぬき)工法」を取り入れて作られています。シンプルな構造ながら圧倒的なそのスケールは、一度見たら忘れられないインパクトがあります。屋上からはリング内外の景色を望めます。
映像や音楽、生物学など多彩な分野で活躍する8人のプロデューサーが創意工夫を凝らしたパビリオン。生物学やデジタル技術、食など様々な領域と「いのち」のつながりを考えるきっかけを与えてくれます。その中からいくつかピックアップ!
© DYNAMIC EQUILIBRIUM OF LIFE / EXPO2025
© DYNAMIC EQUILIBRIUM OF LIFE / EXPO2025
生物学者・福岡伸一氏によるパビリオン。32万個のLEDが明滅するジャングルジムのような構造物や、生命の進化にスポットを当てた映像などを通して、来場者に「生きること」についての気付きを促します。
©2024 Yoichi Ochiai / Design:NOIZ / Sustainable Pavilion 2025 Inc. All Rights Reserved.
©2024 Yoichi Ochiai / WOW All Rights Reserved.
鏡のような膜でできた構造物の集合体が目を引くこのパビリオンは、メディアアーティスト・落合陽一氏によるプロデュース。膜の内側にはロボットアームなどがあり、生き物のように膜が変形する仕組みになっています。
©EARTH MART / EXPO2025
©EARTH MART / EXPO2025
「食」を通じていのちについて考えるパビリオンです。日本の食文化や、食にまつわるテクノロジーを展示しながら、スーパーマーケットを歩く感覚で「新しい食べ方」を模索します。プロデューサーは熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親としても知られる放送作家の小山薫堂氏。
提供:2025年日本国際博覧会協会
先進技術が集結し、未来の社会の予想図を体現します。
デジタル万博:快適な万博体験をサポートしてくれる案内アプリや、言葉の壁を取り払う多言語翻訳アプリなど、世界中から訪れる来場者が万博を楽しめる仕組みを整えています。
スマートモビリティー万博:会場内外の2拠点を結ぶ空飛ぶクルマや、走行中に給電できる自動運転のEVバスなど、多様な新技術を取り入れた便利な交通システムを体験できます。
提供:SkyDrive
画像提供:関西電力・Osaka Metro
未来の都市:気鋭の映像クリエーターらが制作したユニークなアニメーションや、ゲーム感覚で楽しめる体験プログラムなどを通して、未来の生活に出会えます。
©Expo 2025
©創通・サンライズ
提供:一般社団法人大阪外食産業協会
提供:吉本興業
通信やエネルギー、自然といった領域から描く未来の社会を紹介。名作ロボットアニメ「ガンダム」を通じた先端技術と宇宙に関する展示や、「食」「お笑い」に焦点を当てた日本ならではの文化を発信するパビリオンもあります。
提供:経済産業省
提供:関西広域連合
提供:関西広域連合
提供:(公社)大阪パビリオン
循環型の発電技術などを通していのちをつなぐ取り組みを発信する「日本館」や、女性の視点から持続可能な社会づくりを目指す「ウーマンズパビリオン」、ヘルスケアや未来の食事の在り方を提案する「大阪ヘルスケアパビリオン」など多彩な展示を予定。「関西パビリオン」では、関西9府県が各地域の歴史や文化、観光の魅力を発信します。
©FDFA, Presence Switzerland
Trahan Architects
©Plomp
158か国・9国際機関が一堂に会し、最新の技術や伝統、文化などを紹介します。世界の多様なライフスタイルや未来に向けた様々な取り組みに触れられます。各国の個性が光る、ユニークなパビリオンの外観デザインにも注目!
提供:2025年日本国際博覧会協会
開催期間:4月13日~4月20日
場 所:EXPOホール「シャインハット」
万博の幕開けを盛り上げる、人の熱気と革新技術が融合する実験的なライブエンターテインメント。
開催日:4月26日、5月31日、6月28日、7月21日、7月23日、8月23日、9月27日、10月8日
場 所:夢洲南側護岸
日本を代表する花火大会が全国から集結し花火を披露します!
提供:ダイキン工業・サントリーHD
日 時:会期中毎日、日没後開催
場 所:ウォータープラザ
幅約200メートル、奥行き約60メートルという大規模なスケールで、水や光、炎、映像と音楽で迫力満点の水上ショーを楽しめます。
他にも日本各地の工芸品や食、漫画・アニメなどをテーマにしたイベントが随時開催されます。ぜひ最新情報をチェックしてください!
URL | https://www.expo2025.or.jp/events/ |
大阪・関西万博に入場するには、まず「万博ID」を登録してからチケットの購入や来場日時の予約、パビリオンなどの観覧予約を行います。詳細や購入はこちらから公式サイトへ。
チケットの一例
他にもたくさんの種類があるので、詳しくは公式サイトをチェック!
開幕券(4月13日から4月26日まで1回入場可):大人(18歳以上)4000円、12~17歳2200円、4~11歳1000円
※4月12日まで発売
前期券(4月13日から7月18日まで1回入場可):大人(18歳以上)5000円、12~17歳3000円、4~11歳1200円
※4月12日まで発売
一日券(会期中いつでも1回入場可):大人(18歳以上)7500円、12~17歳4200円、4~11歳1800円
URL | https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/ |
※その他、新大阪駅や大阪駅などから予約制シャトルバスの運行あり