JR寝台特急サンライズ出雲は、東京駅から島根県の出雲市駅までを結ぶ、現在定期運行されている唯一の寝台夜行列車です。
列車旅好きの憧れの寝台特急、約12時間の旅の様子をレポートします!
人気の寝台列車・寝台特急「サンライズ出雲」に乗ってきました
サンライズ出雲
夜22:00に東京駅を出発。ちょっとレトロな方向幕に気分があがります。
車内通路。内装は木の温もりを感じる落ち着いたデザイン。
この列車に乗るには運賃と特急料金の他に寝台料金が必要で、部屋のタイプで価格が異なります。
一番グレードの高いA寝台(シングルデラックス)は広々とした個室に専用の洗面台や机があり、まさにデラックス。一番部屋数が多いB寝台(シングル、ソロ)の他、2人利用可の部屋もあり、旅のスタイルに合わせて選べます。個室でなくてもかまわないという方には、寝台券不要の座席もありますよ。切符はひと月前から購入できますが、休前日など人気の日程はすぐに予約が埋まってしまうことも多いです。
利用したのはB寝台(ソロ)の下段。ベッドは身長164㎝の私で少し余裕があるくらいでした。秘密基地のようでわくわくします。
照明やラジオ、アラームなどは窓横で操作。コンセント、ドリンクホルダーも付いています。
ちなみに、帰りは別タイプの部屋(シングル)でした。ソロよりも若干広く、持ち物を広げられる机や足元の荷物スペースが十分にありました。
夜の間は景色が見えないので車内を探検。トイレと洗面台は全車両に設置されています。シャワー券を購入すれば、シャワーも浴びることができますよ。
4:30 誰もいない大阪駅を通過。
興奮して寝たり起きたりを繰り返していたのですが、走行音や他の部屋の音はほとんど気にならず、快適でした。
6:27 岡山駅に到着。実は、列車の半分は「サンライズ瀬戸」。瀬戸大橋を渡って香川県の高松駅を目指すため、ここで車両を切り離して見送ります。こちらもいつか乗ってみたい!
再び出発。次々移り変わる車窓の景色は見ていて飽きません。寝転んで景色を楽しめるのも個室寝台の良いところ。
楽しみにしていた宍道湖の景色。日本で7番目に大きい湖で、シジミなどが名物です。
そして終点の出雲市駅へ。楽しくてあっという間の12時間でした。
【おまけ】島根観光
朝到着するので、着いた日からたくさん動き回れるのもサンライズの利点。島根観光を思いっきり楽しみました!
サンライズ出雲の出発時刻・料金について
私は東京駅→出雲市駅の列車を利用しましたが、22時00分に東京駅を出発し、翌日9時58分に出雲市駅に到着しました。(※現在は21時50分発、翌日9時58分着に変更となっています。)
また、料金について、今回私が利用した寝台個室はB寝台(シングル、ソロ)で、運賃、特急料金と併せて22,110円でした。
寝台個室の種類、予約時期によって料金は変わりますので、詳しくは下記予約サイトよりご確認下さい。
最新の料金・時刻についても確認することができます。
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/campaign/sunriseseto_izumo/form.html/
その他、運行区間、列車編成、席番配置は下記公式サイトよりご確認下さい。
https://www.jr-odekake.net/train/sunriseseto_izumo//