滋賀県に位置する、日本最大の面積を誇る琵琶湖。その周りを一周する通称「ビワイチ」はしまなみ海道と並び「ナショナルサイクルルート」に選ばれました。一周約200㎞ものサイクリングコースですが、平坦な道も多く、本格派サイクリストにも、これからサイクリングを始めようとするビギナーにもおすすめのコースです。
滋賀県に位置する、日本最大の面積を誇る琵琶湖。その周りを一周する通称「ビワイチ」はしまなみ海道と並び「ナショナルサイクルルート」に選ばれました。一周約200㎞ものサイクリングコースですが、平坦な道も多く、本格派サイクリストにも、これからサイクリングを始めようとするビギナーにもおすすめのコースです。
長距離に慣れたサイクリストなら1日で走破も可能ですが、1泊2日から2泊3日をかけてじっくり走るのがいいでしょう。途中には史跡や絶景スポット、温泉など、素通りするのがもったいない場所がたくさんあります。
時間や体力に合わせて、琵琶湖大橋の北側(北湖、約150km)や南側(南湖、約50km)だけを1周することもできます。さらに、琵琶湖から少し離れて地域ごとの名所を巡る「ビワイチプラス」も11コースあり、楽しみ方は様々です。
滋賀県は京都に接し、古代から歴史の表舞台にたびたび登場する地域。コースの途中には国宝の彦根城、城下町の風情が残る近江八幡や長浜の街並み、由緒ある神社仏閣の数々など、日本の歴史を感じられるスポットがたくさん。
水辺と山々、田園風景だけでなく、SNSで注目された写真“映え”スポットも多くあります。約2000年前に創建されたと伝わる白鬚神社は、琵琶湖の中に立つ鳥居が神秘的。また、延長2.4㎞にわたって500本のメタセコイアが植えられているメタセコイア並木もフォトスポットとして人気を集めています。
琵琶湖の東側に位置する彦根港と西側のマキノ港を結ぶクルーズ船オーミマリンには、サイクルラックがあり自転車と一緒に乗船できます。これならアップダウンの多い湖北の道をショートカットできるので初心者におすすめ。途中、古くから信仰を集める竹生島にも上陸できます。
米原駅サイクルステーション
新幹線も止まるJR米原駅直結の施設。駅に降りたらすぐサイクリングを始められます。国内外の有名メーカー製品など幅広い種類があり、整備にも自信あり!シャワールームも完備でサイクリストの強い味方。(1日税抜3,800円~) ※冬季節休業期間あり。詳しくはHPをご覧ください。
URL | https://biwaichi-cycling.com |
温泉
コースの途中には「おごと温泉」「長浜太閤温泉」などの温泉地もあるので、温泉旅館に泊まって疲れを癒しながら2~3日かけて1周することができます。
グルメ
滋賀県を代表する食材といえばブランド和牛の近江牛。手軽に食べるなら彦根にあるサン・バーガーの近江牛バーガーがおすすめ。
また、老舗パン屋つるやパンの「サラダパン」はサイクリストにも人気の補給食。マヨネーズであえた漬物のたくあんをコッペパンではさんだユニークなパン。
「ビワイチ」チャレンジャーを応援!
琵琶湖一周を楽しむサイクリストを応援、サポートするサービスも色々あります。コースの途中にはチェックポイントがあり、専用webサイトに登録してチェックポイントをめぐれば「びわ湖一周サイクリング認定証」とステッカーがもらえます(有料・海外発送可能)。
さらに、サイクリングルートのナビゲーション機能を盛り込んだアプリ「BIWAICHI Cycling Navi」(日本語・英語・繁体字)もあるので、このコースに挑戦する時には活用してみては? 詳しくはwebサイトでチェック!
https://www.biwako-visitors.jp/
URL | https://www.biwako1.jp |