黄金崎不老ふ死温泉:潮騒を聞きながら、遠く水平線に沈む夕日を眺めながらの入浴は最高

黄金崎不老ふ死温泉

青森県の黄金崎不老ふ死温泉。海辺の岩場にある露天風呂は、日本海が目の前に広がり、海岸と一体化した絶景が広がります。

海を眺める露天風呂

もともと海岸にわずかに温泉が湧いていた場所で、1970年に地下200mまでボーリングしたところ自噴したそう。お湯は塩分と鉄分たっぷりでよく温まり湯ざめをしにくく、また殺菌効果も強く傷にも効くと言われます。とろっとしたお湯で、美肌に効くと言われるメタケイ酸と肌を滑らかにする炭酸水素イオンが豊富に含まれており、保温・保湿効果とあわせ、美肌の湯ともいわれます。毎週土曜日20時からは不老ふ死温泉旅館で津軽三味線生演奏も楽しめます。

世界遺産白神山地はすぐ近く。十二湖は青森県側の白神山地西部に位置するブナ林に囲まれた33の湖沼群で、青いインクを流したような色といわれる青池が特に有名。透明度が高く、青の美しさは思わずため息を呑むほど。ブナの森のトレッキングも楽しみたい。

白神のブナの森のトレッキングもおすすめ。不老ふ死温泉がある深浦の海は、白神山地の伏流水が流れ込み、四季折々、豊富で品質の高い水産物が水揚げされます。サザエ、アワビ、マグロ、タイ、ブリ、ホッケ等の好漁場として知られています。

十二湖の代名詞ともいえる青池
漁師町、深浦の郷土料理

807年に建立されたといわれる円覚寺。十一面観音が安置されています。

千畳敷海岸は、1792年の地震により隆起して出来た岩床の海岸。その昔、殿様が酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続いています。

※露天風呂は夜間照明がないので、日の出~日没まで利用。立ち寄り入浴は8時から16時の利用。夕方や明け方にはブヨ、アブ、蚊などが集まるので防虫対策をしたほうがよいでしょう。

問い合わせ
黄金崎不老不死温泉 TEL:0173-74-3500
http://www.furofushi.com/

一般社団法人 深浦町観光協会 TEL:0173-74-3320
http://www.fukaura.jp/

編集者から
秋田–青森間を走るJR五能線沿線には十二湖や海岸線の絶景など見どころがたくさん。観光列車「リゾートしらかみ号」「クルージングトレイン号」に乗る旅もおすすめです。 画像協力:青森県

アクセス 東京駅→JR東北新幹線で3時間10分→新青森駅→JR奥羽本線で30分→川部駅→JR快速リゾートしらかみで2時間15分→ウェスパ椿山駅→送迎バス→黄金崎不老ふ死温泉 ※送迎バス:リゾートしらかみ号利用の場合→予約不要、普通列車利用の場合→要予約
このページの情報は 2018年5月の情報です。
ライター
att.JAPAN編集部
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