滋賀 (ATT.JAPAN ISSUE 47)
滋賀 (ATT.JAPAN ISSUE 47)
日本一の湖、琵琶湖を擁する滋賀県。近江の国と呼ばれるこの地域は、北陸、東海、畿内を結ぶ、東西・南北の要衝だった。古来より多くの人々が行き交い、戦乱の時代には、近江を制するものは天下を制すといわれた。
江戸時代(1603-1867)には、京都と江戸を結ぶ東海道や中山道、越前へいたる北国街道、琵琶湖西岸を北上して敦賀へいたる西近江路、敦賀から湖北の塩津を結ぶ塩津街道、中世から若狭の海で獲れた海産物を京に運ぶために使われていた若狭街道(鯖街道)などが整備され、それぞれの宿場町は賑わいを見せた。
近江の各地には、伝統と歴史に彩られた町並みが残り、世界遺産の比叡山や国宝・彦根城、個性的な美術館、忍者の里など、さまざまな見どころにあふれる。湖北・湖西地方には豊かな自然が残り、冬は雪景色の中、コハクチョウなど渡り鳥の楽園になる。
ライター
att.JAPAN編集部
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