いつか見に行きたい! 日本の雪の絶景 6選

<北海道>阿寒湖 フロストフラワー

北海道東部、釧路市にある阿寒湖。凍りついた湖の下で水蒸気がバラの花のように結晶する現象で、そのガラス細工のような繊細な美しさは、思わずため息がでるほど。特定の条件のもとでしか開花しないこの珍しい霜の花を見るには、阿寒に連泊して地元ツアーに参加するのがおすすめです。

12月下旬~3月上旬

アクセス 釧路空港またはJR釧路駅からバス 約2時間
URL https://ja.kushiro-lakeakan.com/overview/1019/

<青森県>尻屋崎 寒立馬

下北半島の最東端、白く美しい灯台がそびえる岬で会えるのが、県の天然記念物にも指定されている「寒立馬」。12~3月の厳冬期は防風林に囲まれた越冬用の放牧地「アタカ」で、雪原の中で吹雪に耐える力強い寒立馬の姿を見ることができます。4月の雪解け後は、津軽海峡と太平洋を一望できる岬でのんびりと草を食んでいます。夏にはかわいい仔馬にも出会えるかもしれません。
※馬に近寄る際は十分に注意しましょう

12月~3月

アクセス むつバスターミナルよりバス(約50分)バス停「尻屋」下車 徒歩20分
URL https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000049.html

<埼玉県>秩父 あしがくぼの氷柱

山の傾斜を利用し、自然の寒さと地元の人たちによって作りだされる氷の芸術。触れられるほど近くで、咲き乱れる氷の華を見ることができます。夜のライトアップは、氷柱が色とりどりの光で彩られとても幻想的。西武鉄道の車窓からもその景色を楽しむことができます。

1月上旬~2月下旬

アクセス 西武秩父線 芦ヶ久保駅より徒歩10分
URL http://www.yokoze.org/shisetsu/hyoutyuu/

<長野県>飯山 かまくらの里

飯山市は日本でも有数の豪雪地帯。真っ白な雪原に大きな「かまくら」(雪で作った家、雪洞)が20基以上並び、小さな村を作ります。飯山産の食材を使った名物の「のろし鍋」をかまくらの中で味わうことができる「レストランかまくら村」も人気。夜は明かりが灯り、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。

1月下旬~2月下旬

アクセス 北陸新幹線 飯山駅よりバス(約20分)バス停「信濃平」下車すぐ
URL https://kamakuranosato.net/

<岐阜県>奥飛騨温泉郷

北アルプスの麓、雪深い奥飛騨温泉郷には、平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高という5つの温泉地があり、白銀に輝く名峰を眺めながらの露天風呂は格別です。日帰りで利用可能な温泉施設も充実していて、周辺の景勝地や史跡めぐりと合わせて楽しめます。飛騨牛などのグルメも外せません!

1月下旬~2月下旬

アクセス <平湯温泉>高山駅からバスで約1時間
URL https://www.okuhida.or.jp/

<熊本県>阿蘇 古閑の滝

阿蘇外輪山の断崖に流れ落ちる滝が厳冬期の冷たい北風で氷結しそのまま巨大な氷瀑となる、自然が生み出す芸術作品。落差100mの女滝、段差80mの男滝からなる夫婦滝の、神秘的な姿を見ることができます。

1月~2月

アクセス 豊肥本線 宮地駅より徒歩40分
URL https://kumamoto.guide/spots/detail/11924

「越後上布の雪ざらし」新潟県南魚沼市

2月中旬~3月下旬

真っ白な雪原に色とりどりの長い布が並んでいます。いったい何をしているところだと思いますか?

これは重要無形文化財に指定されている「越後上布」と呼ばれる麻織物の、仕上げの工程の様子です。織りあがった布を一週間ほど雪の上に晒し、陽の光にあてて白く漂白しています。織り上げたばかりの布だけではなくすでに使われている布も、染料の色が鮮やかになり汚れや黄ばみが落ちて白さが戻るそうです。雪国の暮らしの知恵、興味深いですね。

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このページの情報は 2020年8月の情報です。
ライター
att.JAPAN編集部
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