奈良県の吉野山 桜だけではない魅力

奈良県の吉野山 桜だけではない魅力

春の魅力

桜の名所として知られる吉野山。下千本から徐々に桜が開花してゆき、奥千本まで吉野山全体を美しく、見事に彩ってゆきます。古来より多くの歌人に愛され、歌に詠まれてきたその光景は今も多くの人々を魅了します。夜はライトアップを行い、昼間とは異なる神秘的なお花見が楽しめます。

吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。

開花時期:4月中旬頃     ※山の天気は変わりやすいので、雨具も用意しておくと安心です。

 

秘仏御本尊特別ご開帳

例年春には一定期間、秘仏御本尊の特別ご開帳があります。金剛蔵王大権現は、今から1300有余年前、金峯山山上ヶ岳に役行者が一千日の修行に入り、感得された権現仏です。

金峯山寺の本堂 蔵王堂は秘仏御本尊蔵王権現(約7m)三体のほか、多くの尊像を安置。(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

日本最大の秘仏 金剛蔵王大権現(重文)

 金峯山寺 蔵王堂では、秘仏御本尊 金剛蔵王大権現 特別ご開帳が2020年3月28日から5月6日まで行われます。

ご開帳の期間中の数日、吉野山宿泊者限定の夜間拝観行事「夜間拝感」も行われます。お堂の扉を閉め、声明が響くお堂をロウソクの灯だけで照らします。普段では見ることのない夜の権現さんを間近で心静かに拝む機会です。(3000円、100名限定、予約先着順、吉野山の宿泊施設宿泊者限定)

 

吉野山 夏から冬の魅力

古来より日本一の桜の名所として知られる吉野山。吉野山とは、大峰連山の北の端から、南に約8kmつづく尾根一帯を指します。春の桜で有名ですが、桜が終われば夏にかけて紫陽花が咲き誇り、夏の新緑に囲まれた山は絶好の森林浴スポットとなります。

秋になると山々は紅く染まり、神社仏閣巡りとともにハイキングも楽しめます。春の淡い桜色とは対照的に燃えるような赤、黄、橙色に染まります。ロープウェイからの眺めも絶景で、夜はライトアップイベントも楽しめます。9~11月は秋祭りも行われます。(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

真冬は白銀の世界となり、ひっそりと厳粛なムードに包まれ、春から秋の賑わいとは違った味わいが楽しめます。(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

2月には世界遺産の金峯山寺蔵王堂で節分会が催され、鬼たちが町中を練り歩く光景も見られます。(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

■問い合わせ
吉野山観光協会 TEL 0746-32-1007
吉野ビジターズビュロー TEL 0746-34-2522  http://yoshino-kankou.jp/

アクセス 京都→近鉄特急で約1時間40分(橿原神宮前乗り換え)  大阪→近鉄特急で約1時間15分(大阪阿部野橋より直通)
電話番号 0746321007
URL http://www.yoshinoyama-sakura.jp/index.php

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このページの情報は 2019年11月の情報です。
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att.JAPAN編集部
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