地元に愛され続ける伝統芸能。石見神楽を見に行こう

山陰地方は約1300年前に編まれた歴史書に登場する神話の舞台としても有名。そんな「神話の息づく地」でぜひ楽しんでほしいのが、石見神楽です。
神楽とは、神を迎えるための舞のこと。もともと神職によって伝承されてきましたが、島根県西部では近代以降、村の有志や若者たちが舞うようになり、時代の変容を受容し「石見神楽」として今もなお発展を続けています。
スローで優雅な古来の神楽と比べ、軽快なお囃子とダイナミックな舞が特徴の石見神楽。一目見れば、その躍動感の虜になるはず!
主に週末や祝日に、定期公演や各地のイベント会場などで見ることができます。詳しくは公演カレンダーをチェックして。
https://www.kankou-shimane.com/pickup/6770.html

柿田勝郎面工房

石見神楽の激しい動きに耐える面や衣装も、すべて地域の職人の手で作られています。柿田勝郎面工房では、素材に和紙を何層にも重ねることで、軽く丈夫な面を制作しています。店内には表情豊かな面がずらり。

アクセス JR西浜田駅→徒歩15分
営業時間 9:00~18:30
定休日 水曜
URL https://kakita.ai-fit.com/

石州和紙会館

神楽の面や衣装にも用いられる石州和紙。この地域に約1300年前から伝わる伝統的な和紙で、軽く丈夫なのが特徴です。2009年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。石州和紙会館では、歴史を学びながら紙漉き体験ができます。

アクセス JR三保三隅駅→タクシー5分または徒歩30分
営業時間 9:00~17:00 【入館料:無料(紙漉き体験はメニューによって770~1,980円、事前予約制)】
定休日 月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日~1月4日)
URL https://www.sekishu-washikaikan.com/

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ライター
Remi
おいしいものを見つけて、自宅で再現するのが趣味。合羽橋でキッチン用品を物色しているとあっという間に夕方に…。サッカーも好きなので、外出しない週末はJリーグ中継を流しながら料理します。海外サッカーのイケメン探しは日課です。名古屋出身。 

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