開運、招福、厄除けなどを願って持つお守り。一般的なお守りは小さい袋の形をしたものですが、最近はユニークな形のお守りも増えています。
お守りの種類は何がある?意味やご利益を解説
そもそもお守りとは?
神社やお寺のお守りは、神様や仏様の力がこもるとされる縁起物。災除けや護身、恋愛や金運のアップなどのご利益を願い、身につけたり、カバンや財布などにつけて持ち歩くもの。神社では、お守りを授かってからお参りをするのがよいといわれています。
お守りの効力
お守りの効力は1年といわれることが多く、1年経ったお守りは授かった神社やお寺にお返し、新しいお守りを授かるのが一般的です。どうしても同じところにお返しするのが難しい場合は、白い紙に包んで処分してもよいとしている神社やお寺もあります。
おみくじと絵馬
おみくじや絵馬も人気です。くじを引いたときの吉凶を占うおみくじ。引いたおみくじは神社やお寺の所定の場所に結んで縁を結びます。もちろん、持ち帰ってもOKです。絵馬は木製の板で、願いごとや願いのかなったお礼を書いて神社やお寺に奉納します。神様の乗物とされる馬が描かれた絵馬が多いですが、最近はアニメとコラボした絵馬などもあります。
おみくじ
絵馬
お参りの作法
お参りの作法については諸説ありますが、一般的な方法をご紹介します。神社でもお寺でも、神様や仏様に対する敬いの気持ちをもち、静かに祈るのが大切です。
神社
(1)一礼して敷地に入ります。
(2)入手水舎の水で心身を清めます。柄杓にすくった一杯の水で、左手→右手→口→左手→柄杓の柄の順にすすいでいきます。
(3)賽銭箱にお賽銭を入れます。
(4)二礼二拍手一礼の作法で拝礼します。二礼二拍手一礼とは、深いお辞儀2回、拍手2回の後に両手を合わせて祈り、最後にもう一度深いお辞儀をすることです。
(5)敷地を出るときに再度一礼します。
お寺
(1)(2)(3)は神社と同じです。
(4)目を閉じて、静かに胸の前で手を合わせ(合掌)、祈ります。最後に一礼をします。
(5)も神社と同じです。
※この特集では、一般的といわれる作法や考え方を紹介していますが、神社やお寺によって異なる場合があります。