2019年4月6~8日の3日間、att.JAPANのメンバーで香川県を旅行しました。歴史や文化を学んだり体験をしたり、その様子をご紹介します。
香川県は日本で一番面積の小さい県ですが、うどんの生産量はなんと日本一。香川県周辺の古い地名「讃岐」のがついたご当地グルメ「讃岐うどん」が有名です。多くのうどん店があり、店ごとに個性があるのでうどん店のはしごが楽しめます。もちろんうどん以外の魅力もたくさんありますよ。
2019年4月6~8日の3日間、att.JAPANのメンバーで香川県を旅行しました。歴史や文化を学んだり体験をしたり、その様子をご紹介します。
香川県は日本で一番面積の小さい県ですが、うどんの生産量はなんと日本一。香川県周辺の古い地名「讃岐」のがついたご当地グルメ「讃岐うどん」が有名です。多くのうどん店があり、店ごとに個性があるのでうどん店のはしごが楽しめます。もちろんうどん以外の魅力もたくさんありますよ。
午後に高松空港についた私たちは、空港周辺でレンタカーを借りて高松市内のホテルへ。荷物を預けて最初に向かったのは、美しい庭園として知られる栗林公園です。
栗林公園は複数の池や建物からなる伝統的な日本庭園です。私たちが訪れた日は運よく園中の桜が満開でした。
さらに、この時期に10日間行われる夜のライトアップの期間でした。ライトアップされた桜は昼に見るのとはまた違った美しさです。
ここにはおすすめの和スイーツもあります。私たちは「嫁入りおいりソフトクリーム」という香川ならではの和スイーツを食べました。小さくてカラフルなトッピングは「おいり」と呼ばれる香川の伝統的なお菓子で、嫁入りのときに出される縁起が良いもの。お米から作られていて軽くサクサクした食感です。
その後、私たちは香川県のご当地グルメ「骨付鳥」を食べにいきました。「骨付鳥」は骨付きの鶏肉を豪快に焼いた料理で、地元の人々に愛されています。皮はパリパリですが肉はやわらかくジューシー!ビールが止まらない美味しさです。
この日は時間がなく、この旅の目的のひとつである讃岐うどんを食べることができず…翌日2軒のうどん店をはしごすることにしました。
2日目は午前中に玉藻公園を訪れ、その後うどん店2軒をめぐり、そして小豆島に渡りました。
まずは玉藻公園を訪れ、散策を楽しみました。史跡である高松城跡の公園です。
玉藻公園は高松駅の近くにあり、歴史を感じられる美しい史跡で、古い建物や石垣などが残っています。海に面しているため、城の堀には海水魚である鯛が泳いでいます。
玉藻公園の散策のあと、お腹がすいた私たちはついにうどん店へ。 初めに訪れた店はすでに多くの観光客が行列をつくっていました。讃岐うどん店の注文方法は東京とは異なりセルフサービス。行列に並んでいる間に、私たちは香川出身のメンバーに注文の仕方を教わりました。
注文の順番が来たら、まずお盆を手に取り、店員さんにうどんの種類を注文します。天ぷらなどのサイドメニューが並んでいるので、うどんを待っている間に自分の好きなものを取ります。
この店の人気メニューは釜バターうどん。温かい釜揚げうどんの上にバターと玉子、黒こしょうがトッピングされていて、まるでカルボナーラのようなうどんです。
ほかに、大根おろしとレモンをのせて冷たいだし醤油をかけたぶっかけうどんなどもあります。さらにネギやしょうがなどの薬味もお好みでどうぞ。
2軒目にいったうどん店も行列ができていました。 この店は半熟玉子とちくわの2種類の天ぷらが絶品です。玉子天を半分に割ると中から半熟の黄身がトロッ…うどんとの相性は抜群です。
この店ではうどんの湯切りにも挑戦しました。まずうどんを湯切りザルに入れて熱いお湯に浸します。10秒経ったらお湯から揚げ、ザルをふって水を切りお椀に戻します。 これがラーメン店でよく見る湯切りのようで楽しいのですが、熱々のうどんの湯切りは火傷に注意が必要です。
2軒をはしごしてすっかりお腹いっぱいになった私たちは、その後高松港へ。ここからフェリーで1時間、小豆島に向かいます。
小豆島は瀬戸内海で2番目に大きい島(もっとも大きい島は淡路島)。小豆島の名産はオリーブや醤油。温暖な気候がオリーブ栽培に適しています、さらに、3年に一度瀬戸内の12の島で開催される「瀬戸内芸術祭」の会場のひとつになっており、島ではいくつかのアート作品を見ることが出来ます。ほかにもフォトジェニックなスポットが色々。 小豆島に着いて、まず道の駅 小豆島オリーブ公園を訪れました。ギリシャ風の風車がこの公園のシンボルです。さらに、実写映画「魔女の宅急便」のロケ地にもなっています。
丘の上には、爽やかな海風とともに瀬戸内海とオリーブ畑の美しい光景が広がっていました。加えてこの時は桜も満開、絶好のタイミングです。
ここでマストな体験は箒にまたがって宙に浮いているようなフォトジェニックな写真を撮ること!実写映画「魔女の宅急便」にちなんで、箒の無料貸し出しサービスがあります。箒にまたがってジャンプしたところをスマートフォンのカメラで連写すれば、まるで空を飛んでいるように撮影できます。
私たちは総勢12人で一斉にジャンプ!全員でそろえるのはなかなか難しいです(笑)。
ほかにも写真を撮りたくなる可愛いスポットがあります。たとえばこのポストはオリーブ色で、幸せを運んでくれると言われています。
次に行ったのはエンジェルロード。この旅で一番感動的だった場所です。小さな島に繋がる約500mの砂の道で、日本中で最も美しい光景のひとつに数えられるほど。 この砂の道は1日に2度、干潮のときにのみ現れます。手をつないでここを渡ると願いがかなうと言われています。
旅の最終日、小豆島にあるいくつもの醤油メーカーのひとつを訪れました。ここは博物館になっていて、醤油づくりの工程や歴史などを学べます。ここで私たちが食べたのは醤油が入ったソフトクリーム!色は薄めの醤油色、甘さの中にほんのり醤油の風味が感じられておいしかったです。
その後は「瀬戸内芸術祭」の作品を見て回りました。作品は点在しているので、作品をもとめて島のあちこちを巡ります。 お昼には、客席から瀬戸内海とオリーブ畑を一望できるレストランでパエリアでランチ。2階がレストランで、1階はショップになっています。特産のオリーブオイルや柑橘を使った石鹸などが並んでいて、ここでお土産を買いました。
そしてフェリーに乗って小豆島を後にしました。高松空港に向かう途中、道路沿いにうどん店を見つけた私たち。もう一度讃岐うどんを食べなきゃ終れない!と店に入り、最後のうどんを食べました。