岡山観光完全ガイド！初心者でも楽しめるおすすめスポット10選

岡山観光とは？訪れる前に知っておきたい基礎情報

岡山県は、瀬戸内海と中国山地に挟まれた自然豊かな地域です。四季折々の美しい風景や、桃太郎伝説にまつわる歴史的なスポットが数多く存在します。

┃岡山の交通アクセス

岡山へのアクセスは非常に便利です。岡山市のJR岡山駅は新幹線停車駅のため、東京や大阪、福岡など各主要都市から直通で到達できます。空路では岡山桃太郎空港があり、国内外からのフライトが利用可能です。空港から市内まではバスやタクシーで約30分とスムーズな移動が可能です。

さらに、岡山駅からは各観光地への電車やバスなどの交通網が充実しており、観光の拠点として最適です。

┃岡山の観光に適した季節

岡山は四季折々の自然が楽しめる地域で、訪れる季節によって異なる魅力があります。

春は桜が美しく、後楽園や倉敷美観地区での花見が人気です。夏は瀬戸内海の明媚な海岸線の景観を楽しむことができ、秋には県内各地で紅葉が見頃を迎えます。冬は温泉地でのんびりと過ごすのもおすすめです。

岡山観光で必見のおすすめスポット10選

岡山を訪れる際にぜひ立ち寄ってほしい10のおすすめスポットを紹介します。ぜひ旅の計画の参考にしてみてください。

┃岡山後楽園（岡山市）

岡山後楽園は日本三名園の一つとして知られ、国の特別名勝に指定されています。岡山藩主・池田綱政（1638～1714）が造らせたこの庭園は、四季折々の花々が美しく咲き誇り、特に春の桜や秋の紅葉は見逃せません。また、庭園内では時期によってライトアップイベント「幻想庭園」も行われ、夜には幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

┃岡山城（岡山市）

岡山城は1597年に築城され、黒い下見板の姿から「烏城（うじょう）」とも呼ばれています。2022年に大改修を終え、リニューアルオープンした館内では岡山の歴史を学べる展示が充実しています。岡山後楽園とセットで訪れることが多く、歴史好きにはたまらないスポットです。

┃倉敷美観地区（倉敷市）

倉敷美観地区は、江戸時代に栄えた街並みが残るエリアで、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。白壁の屋敷や柳並木が続く風情ある街並みを散策すれば、まるでタイムスリップしたかのような気分に浸れます。エリアの中心部を流れる倉敷川を渡る観光川舟「くらしき川舟流し」も人気で、船頭さんのガイドを聞きながら美しい景観を楽しめます。

┃吉備津神社

吉備津神社は桃太郎伝説のモデルとなった吉備津彦命 を祀る神社です。長い回廊や美しい庭園が特徴で、歴史と自然が調和した神聖な空間が広がっています。

春には桜が咲き誇り、参拝客はカメラを片手に美しい景色を楽しんでいます。境内には桃太郎伝説にまつわる展示もあり、昔話の世界に触れることができます。

┃鬼ノ城（総社市）

鬼ノ城は古代山城の遺跡で、標高約400メートルの山頂に位置しています。城跡からは瀬戸内海や吉備平野を一望できるパノラマビューが広がり、ハイキングコースとしても人気です。城跡には復元された城壁や門があり、古代の雰囲気を存分に感じられます。

┃鷲羽山 （倉敷市）

瀬戸内海国立公園に位置する鷲羽山は、瀬戸内海の多島美の眺望を満喫できる絶景スポットです。展望台からは瀬戸大橋や美しい島々を一望でき、

特に夕暮れ時の景色は圧巻です。ハイキングコースも整備されており、自然を満喫しながらの散策が楽しめます。

┃備中松山城（高梁市）

備中松山城は、標高430メートルの臥牛山 に築かれた山城で、日本で唯一天守が現存する山城として知られています。天守閣や二重櫓が昔の姿のまま残り、重要文化財に指定されています。

雲海に浮かぶ「天空の山城」としても有名で、雲海展望台からの眺めは息をのむ美しさです。運が良ければ、猫城主のさんじゅーろーに会えるかも？！

┃蒜山高原 （真庭市）

蒜山高原は岡山県北部に位置し、標高1,000メートル級の山々が連なる大自然の景観が魅力です。四季折々の自然を楽しむことができ、

特に夏には涼しい気候が訪れる人々を癒します。高原内にはサイクリングやハイキングコースが整備されており、アクティブに過ごしたい方にぴったり。

┃ 瀬戸大橋（倉敷市）

瀬戸大橋は本州と四国を結ぶ全長13.1キロメートルの橋で、瀬戸内海の雄大な景色を楽しむことができます。橋の上からは瀬戸内海の美しい島々や海の景色を一望でき、ドライブやサイクリングに最適です。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

┃ 湯郷温泉 （美作市）

湯郷温泉はは岡山県を代表する温泉地で、古くから多くの人々に親しまれています。温泉街には情緒ある旅館や温泉施設が立ち並び、ゆったりとした時間を過ごせます。特に、露天風呂から眺める自然の景色は格別で、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

岡山観光で絶対食べたいご当地グルメ

旅先で美味しいグルメを楽しむことは旅の醍醐味の一つです。地元の食材を活かした料理や、岡山ならではの味わいを堪能できるメニューなど、岡山に来たら絶対に食べておきたいご当地グルメを紹介します。

┃桃スイーツ

岡山といえば桃、とくに白桃が有名です。甘くてジューシーな岡山の桃はそのまま食べてももちろん美味しいのですが、スイーツとしても絶品です。

旬を迎える夏の時期には、桃をふんだんに使ったケーキやタルト、ジェラートなど多彩なスイーツが登場し、観光客に大人気です。

┃ばらずし

ばらずしは岡山の伝統的な郷土料理で、特別な日やお祝いの席でよく食べられます。酢飯の上に色とりどりの具材が散りばめられ、見た目も華やかで美しい一品です。具材には地元で採れた新鮮な魚介類や野菜が使われ、季節ごとに異なる味わいを楽しめます。

┃津山ホルモンうどん

津山ホルモンうどんは、岡山県北部の津山市で親しまれているB級グルメです。ホルモン（内臓肉）をたっぷりと使い、濃厚な味噌ダレで炒めたうどんは、スタミナ満点で食べ応えがあります。地元の人々に愛されるこの料理は観光客にも人気があり、津山を訪れた際にはぜひ試してほしい一品です。

┃蒜山焼きそば

蒜山焼きそばは、岡山県北部の蒜山高原で生まれたご当地グルメです。濃厚な味噌ベースの甘辛ダレでコクのある味わいが特徴。親鶏（かしわ肉）と蒜山高原の新鮮なキャベツと一緒に炒められた焼きそばは風味豊かで、観光客にも大人気です。地元の食材を活かしたこの一品は、旅の思い出に残ること間違いなしです。

岡山観光に関するよくある質問

岡山観光を計画する際に、初めて訪れる方でも安心して旅を楽しめるよう、交通手段やおすすめの観光スポットについて詳しく解説します。

Q. どのような交通手段が適していますか？

岡山観光には、市街地へのアクセスは公共交通機関が、郊外や県北なども含めて観光する場合はレンタカーの利用が便利です。JR岡山駅は新幹線が停車するため、遠方からのアクセスも良好です。岡山市内の移動には路面電車やバスが充実しており、主要な観光地へもスムーズに到達できます。一方、岡山市や倉敷市の中心地域を離れると、電車やバスが頻繁に出入りしていない場合が多く、旅行プランの時間管理や調整が必要です。レンタカーを利用すれば、郊外の観光スポットにも好きなタイミングで訪問できます。特に、自然豊かなエリアを巡る際には車があると便利です。

Q. 夜に観光するのにおすすめのスポットはありますか？

夜の岡山では、幻想的なライトアップが楽しめるスポットがいくつかあります。岡山後楽園では、季節ごとに夜間照明の演出が行われ、昼間とは趣の異なる景観が広がります。また、瀬戸大橋のライトアップも見逃せません。橋の上から眺める夜景はロマンチックで、特にカップルにおすすめです。

Q. 子ども連れにおすすめの観光スポットはどこですか？

子ども連れには、おかやまフォレストパーク ドイツの森が人気です。
※公式ホームページはこちら

動物とのふれあいやゴーカートなど、子どもが楽しめるアクティビティが豊富に用意されています。また、倉敷美観地区では歴史的な街並みを散策しながら、家族でのんびりとした時間を過ごすことができます。観光川舟でのクルーズも、子どもたちにとって特別な体験となるでしょう。

岡山観光モデルコース

岡山観光を計画する際、どのように効率よく観光地を巡るか悩む方も多いでしょう。限られた時間で最大限に岡山の魅力を楽しむ方法をご提案します。

┃半日コース

09:00 — 岡山駅出発
↓
09:20 — 岡山城

↓
10:00 — 岡山後楽園

↓
10:50 — 岡山駅へ戻る
↓ 移動：岡山駅から倉敷駅へ
11:30 —倉敷美観地区散策

■ １日（日帰り）コース

☆１日目
09:00 — 岡山駅出発
↓
09:20 — 岡山城、岡山後楽園

↓ 移動：岡山駅から倉敷駅へ（電車）
11:30 — 倉敷美観地区で昼食&散策
↓ 移動：倉敷から鷲羽山方面へ（車またはバス）
14:45 — 鷲羽山展望台

↓ 移動：湯郷温泉へ（車）
14:45 — 鷲羽山展望台

☆２日目
9:00— 朝食後、湯郷温泉出発（車）
↓
10:30— 備中松山城

↓
12:00—昼食

↓
13:00—吉備津神社

↓ 移動：岡山駅へ戻る
15:30 —お土産＆カフェタイム

↓
新幹線・在来線の電車で帰路へ。

岡山の魅力は、歴史・自然・グルメと盛りだくさん。初めての方でも満喫できる観光地がそろっています。ぜひ一度、岡山の旅を楽しんでください。