日本の四季と気候:日本を旅行する前に確認しよう
日本の四季
日本には大きく分けて春・夏・秋・冬の4つの季節があります。一般的には、3月~5月を春、6月~8月を夏、9月~11月を秋、12月~2月を冬と区分します。日本列島は南北に伸びているため、地域によって気候の差はありますが、季節の変化は比較的はっきりしています。4つの季節のそれぞれの特徴を見ていきましょう。
┃春 3月~5月
冬の寒さが落ち着き、だんだん暖かい日が増え始める、1年の中でも過ごしやすい季節です。春と言えば、桜の季節でもあり、日本各地でお花見が行われます。
☆ひな祭りや花まつりなど、家族や観光客に人気のイベントも多数開催されます。
【春のイベントとおすすめ観光スポット】 ひな祭り:茨城県大子町「百段階段でひな祭り」、岡山県倉敷市「倉敷雛めぐり」 花まつり:東京都台東区「うえの桜フェスタ」、奈良県吉野郡「桜まつり」 |
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┃夏 6月~8月
1年で最も暑い季節です。6月から徐々に気温が高くなり、地域によっては湿度も高く、蒸し暑い日が続くこともあります。日本の夏の平均気温は、変動を繰り返しながらも上昇を続けています。最高気温が30℃以上の「真夏日」、35℃以上の猛暑日が続くこともあり、熱中症への対策も喚起されています。
☆七夕や盆踊り、花火大会など、地域色豊かな夏祭りが全国各地で開催され、日本文化に触れられる機会も豊富です。
【夏のイベントとおすすめ観光スポット】 七夕祭り:宮城県仙台市「仙台七夕まつり」、神奈川県平塚市「湘南ひらつか七夕まつり」 花火大会:東京都墨田区「隅田川花火大会」、新潟県長岡市「長岡まつり大花火大会」 |
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┃秋 9月~11月
夏の暑さが落ち着き、涼しく過ごしやすい季節です。紅葉の季節でもあり、紅葉スポットは多くの人で賑わいます。食欲の秋とも言われ、秋が旬の食べ物も多くあります。
☆秋には紅葉狩り、月見、秋祭りなど、自然や伝統行事を楽しめるイベントも多数行われます。文化の日(11月3日)には、各地で文化にまつわるイベントも開催されます。
【秋のイベントとおすすめ観光スポット】 紅葉狩り:京都府京都市「嵐山」、栃木県日光市「日光いろは坂」 秋祭り:佐賀県唐津市「唐津くんち」、埼玉県川越市「川越まつり」 |
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┃冬 12月~2月
1年で最も寒さが厳しい季節です。地域によっては雪が降り積もり、スキー・スノーボードなどのスポーツを楽しめる季節でもあります。東京や大阪など都市部でも雪が降ることがあります。
☆冬はイルミネーション、除夜の鐘、初詣など、年末年始を中心にイベントが続きます。2月には雪まつりをはじめ、雪国ならではの幻想的な催事も各地で開催されます。
【冬のイベントとおすすめ観光スポット】 イルミネーション:東京都港区「六本木ヒルズ けやき坂イルミネーション」、栃木県足利市「あしかがフラワーパーク イルミネーション」 雪まつり:北海道札幌市「さっぽろ雪まつり」、新潟県十日町市「十日町雪まつり」 |
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┃梅雨
5月、6月にかけて日本の各地で曇りや雨の日が多くなります。梅雨をもたらす雨雲・梅雨前線は、日本の南から北へと進んでいくため、地域によっても梅雨の時期は異なります。
┃台風
7月~10月にかけて接近・上陸する数が多くなる傾向にあります。台風の進路にあたる際は、強風と大雨の影響で、公共交通がストップすることもあり、注意が必要です。
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地域ごとの気候
日本の気候帯は大きく下記6つに区分されます。
北海道の気候、太平洋側の気候、日本海側の気候、内陸性(中央高地)の気候、瀬戸内の気候、南西諸島の気候、それぞれの特徴を見て行きましょう。
北海道の気候
夏は涼しいですが、冬の寒さが厳しく、日本の気候で一番寒いのが北海道の気候です。また梅雨の影響を受けないため、比較的雨が少ない地域です。
■該当する都道府県:北海道
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 冬は防寒性の高い服装にしましょう。雪で地面が滑りやすいこともあるので滑りづらい靴を選びましょう。 |
太平洋側の気候
梅雨や台風の影響を受けやすいので、その時期は雨が多くなります。その影響もあり、夏は蒸し暑い気候となることが多いです。一方、冬は晴れて乾燥した日が多いです。
■該当する都道府県の例:東京都・大阪府・千葉県 等
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 夏はかなり蒸し暑いので、吸湿・ドライ効果のある素材の服がおすすめです。ただ、室内の冷房が強い場合や、日焼け対策のために、薄手の羽織物などもあると良いです。 |
日本海側の気候
夏は晴れた日が多いため、気温も高めです。一方、冬は雪や雨が多く、気温も低いです。
■該当する都道府県の例:秋田県・新潟県・石川県 等
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 9月でもまだかなり気温が上がるので、日中は半袖の服で問題ないですが、朝晩との温度差があるので、長袖の羽織物があると良いです。 |
内陸性(中央高地)の気候
海から離れているため、夏と冬の気温差、昼と夜の気温差が大きいです。また1年を通して雨は比較的少ないです。
■該当する都道府県の例:岐阜県・長野県・山梨県 等
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 夏は暑さに耐えられる服装、冬はしっかり防寒性のある服装をしましょう。 |
瀬戸内の気候
四国山地と中国山地に挟まれて、季節風をさえぎるため、1年を通して、比較的雨が少なく温暖な気候です。
該当する都道府県の例:広島県・香川県・岡山県 等
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 冬は気温がマイナスになることもあるため、防寒対策をしっかりしましょう。 |
南西諸島の気候
1年中気温が高く、平均気温は1年を通して15度以上あります。雨は多いですが、霜や雪は見られないです。
該当する都道府県:沖縄
・主要エリアの月毎の気温推移
服装のポイント 冬の朝晩は少し冷え込むので、薄手のコートがあると良いです。 |
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