雪ってこんなに表情豊か! 日本全国の雪景色を楽しもう!

冬といえば北海道や東北をはじめ全国各地でスキー場が賑わいます。日本の上質なパウダースノーを求めて世界中からスキーヤー・スノーボーダーが訪れていますが、雪の楽しみ方はスキー・スノボだけじゃありません!雪が作る様々な景色や、雪国の伝統的な暮らしを体験できるアクティビティなど、色々な角度から日本の雪を楽しんでみませんか?

ノンスキーヤーでも楽しめるスノーリゾート

森吉山阿仁スキー場(秋田県)

良質なパウダースノーで人気を博している北秋田市のスキー場。さらに日本三大樹氷観賞地の一つに数えられ、1月上旬~3月上旬にかけて大迫力のスノーモンスターに出会えます。スキー場の山頂付近にある観賞エリアへは6人乗りのゴンドラで行けるので家族やグループ旅行には嬉しいポイント。長靴・スノーシュー・ストックなどのアイテムを無料で借りて樹氷を間近に見に行けるほか、森吉山ビジターセンターの室内からも気軽に樹氷を眺められます。

アクセス 阿仁合駅(秋田内陸線)→タクシー20分
URL https://www.aniski.jp/

白馬岩岳スノーフィールド(長野県)

日本有数の山岳リゾート白馬エリアにあるスキー場で、標高1,289mの独立峰に展開する大パノラマを眺めながら滑れるのが魅力。さらに、スキーやスノーボードをしない人も楽しめるポイントがたくさんあります。大きなブランコやスノーウォール、かまくらなど大人も子どもも夢中になって遊べます。その後は絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」のホットチョコレートや「Soup Stock Tokyo」のスープで温まりながら雄大な北アルプスや雪景色を眺めましょう。

アクセス JR白馬駅→無料シャトルバス(期間限定)
URL https://iwatake-mountain-resort.com/winter

水上高原スキーリゾート(群馬県)

東京から約2時間で行ける関東近郊の人気スキー場。スノーアクティビティが充実しているのも特徴です。とくに人気があるのはスノーモービルで引っ張られたラフティングボートに乗ってスリルを味わうスノーラフティング。もうひとつは犬たちがひくソリに乗って白銀の世界を駆け抜ける犬ぞり体験です。昔から雪国での運搬手段として活躍してきた犬ぞりを、北海道以外でできるのはこのスキー場だけ。操縦するマッシャーさんと犬たちの息の合った走りは爽快です。※要事前予約、詳しくはwebサイトへ。

アクセス JR上毛高原駅またはJR水上駅→無料シャトルバス(要事前予約)
URL https://www.minakami-ski.jp/activity/

御在所岳(三重県)

名古屋から近鉄で約1時間でアクセスできる標高1,212mの御在所岳。スキー場もありますが、スキーの装備がなくてもロープウェイで山上公園まで登れば、簡単に白銀の世界へ没入できます!12月下旬から3月上旬頃には条件が揃えば樹氷も見られます。木の枝がキラキラと輝く様子は幻想的。氷が解ける前の午前中に訪れるのがおすすめです。山頂公園にある白い鳥居もフォトジェニック!

アクセス 湯の山温泉駅(近鉄)→バス10分
URL https://www.gozaisho.co.jp/highlight/seasons/winter/

しかりべつ湖コタン(北海道)

しかりべつ湖コタンは北海道のほぼ中央に位置する然別湖の上に、真冬のみ現れる幻の村。なんとこの建物はすべて湖の氷と雪で建てられているんです!氷のバーで氷のグラスでお酒を飲んだり、氷上の露天風呂で温まるなどユニークな体験ができます。

期間:2024年1月27日~3月10日

アクセス JR帯広駅→バス1時間40分
URL https://kotan.jp/

あしがくぼの氷柱(埼玉県)

一般社団法人 横瀬町観光協会

 

東京に近い自然豊かな秩父エリア。この地の厳しい寒さと沢の水を活かして地元の人々が作りあげるのが、高さ30m、幅200mに及ぶ氷柱です。例年1月上旬~2月下旬に開催されるイベントで、夜は幻想的なライトアップで彩られます。

期間:2024年1月6日~2月25日

アクセス 芦ヶ久保駅(西武)→徒歩10分
URL https://www.yokoze.org/hyouchuu/

仁田峠の霧氷(長崎県)

 一般社団法人 雲仙観光局

 

温泉で有名な雲仙。1月から2月中旬にかけて仁田峠では霧氷が見られることがあります。まるで満開の白い花のような霧氷は、氷点下で風が強く湿度が高いという条件がそろわないと現れない自然の芸術。雲仙ロープウェイで妙見岳山頂まで登ることが出来るので便利。

アクセス JR諫早駅→バス90分
URL https://unzen-ropeway.com/

さっぽろ雪まつり(北海道)

©HTB

 

大通公園をはじめ3つの会場で開かれる冬の一大イベント。大小様々な雪像や氷像が見られ、夜はライトアップも行われます。つどーむ会場では雪と触れ合えるイベントが開かれ、子どもも大人も楽しめます。

期間:2024年2月4日〜11日

アクセス 大通会場:大通駅(地下鉄)→徒歩すぐ すすきの会場:すすきの駅(地下鉄、札幌市電)→徒歩すぐ つどーむ会場:栄町駅(地下鉄)→徒歩15分
URL https://www.snowfes.com/

会津絵ろうそくまつり(福島県)

福島県会津地方の伝統的工芸品で、鮮やかな草花が描かれた「会津絵ろうそく」。会津のシンボルである鶴ヶ城と会津藩主代々の庭園「御薬園(おやくえん)」が、雪と絵ろうそくで彩られます。鶴ヶ城は天守閣にも上ることができ、上から眺める灯りの光景は必見です。

期間:2024年2月9日・10日

URL https://aizu.com/erousoku/

横手かまくらまつり(秋田県)

水神様を祀るため450年以上続く横手市の伝統行事。雪で出来た小さな室(むろ)、かまくらが60基も作られ、中で子どもたちが甘酒や餅を振る舞います。ロウソクが灯ったかまくらが立ち並ぶ様子はとてものどかで幻想的。

期間:2024年2月15日・16日

アクセス JR横手駅→徒歩10分
URL https://www.yokotekamakura.com/event/3-5/

つなん雪まつり(新潟県)

©津南町観光協会

 

日本有数の豪雪地帯、津南町で開かれるイベント。メインイベントはまるで映画の世界のようなスカイランタンの打ち上げ。打ち上げに参加するにはチケットの購入が必要ですが当日鑑賞だけでも可能です。他にもステージライブや多数のアクティビティ、露店、花火など楽しみ満載。

※駐車場利用には事前購入のチケットが必要です。

開催日:2024年3月9日

アクセス ニュー・グリーンピア津南会場:JR津南駅→シャトルバス30分
URL https://snowfes.info/

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このページの情報は 2023年10月の情報です。
ライター
Ayumi
千葉県出身、甘いものが大好きなAyumiです。大学では日本史学を専攻し、旅先では古代から近代まで幅広く史跡巡りをしています。これまでに訪れた城の数は大小合わせておよそ100か所。アニメや漫画の「聖地」探しにも余念がありません。

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