【2022年最新】岡山観光ならここ!いま話題の歴史堪能エリア4選

いま行きたい、岡山県で話題の観光スポットを紹介します。不動の人気スポット倉敷・美観地区を筆頭に、岡山に残る歴史ある町並みに注目して、おすすめ4エリアを厳選! “山鳥毛”で注目を集める刀剣の里・瀬戸内市長船町、岡山で最初に「町並み保存地区」となった真庭市・勝山、アジア初の「アルベルゴ・ディフーゾ」に認定された話題の新スポット・矢掛町を紹介します。 

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倉敷市 美観地区

 

岡山に古い町並みが数多く残る理由  
中国地方、瀬戸内海に面する岡山県。岡山は西日本の各都市や港をつなぐ街道が走り、古くから多くの人や物が行き交う交通の要衝でした。商業都市や宿場町が繁栄した街道沿いには、かつての面影を残す古い街並みが今も点在しています。

2022年は岡山に注目!岡山NEWS

・岡山を旅するならこの夏がおすすめ!岡山デスティネーションキャンペーン         
【キャンペーン期間】2022年7月1日~9月30日          
詳しくはこちら→https://www.okayama-kanko.jp/ 

・瀬戸内国際芸術祭2022         
【開催日程】春:4月14日~5月18日、夏:8月5日~9月4日、秋:9月29日~11月6日 瀬戸内海の12の島と、岡山、香川の2つの港を舞台に開催される、国内屈指の現代アートの祭典。今年は3年に一度の開催年、瀬戸内が様々なアートで賑わいます。          
https://setouchi-artfest.jp/ 

・岡山城 2022年11月3日リニューアルオープン!         
山市街を見下ろす岡山城。2021年6月から休館し改修工事を進めてきました。昭和41年の再建日と同じ日にリニューアルオープンする岡山城にご期待下さい。         
 https://kin-ujo.jp/

1.【倉敷市・美観地区】モダンとレトロが調和する町

古い町並みが大人気の倉敷美観地区。伝統的な日本建築と近代的な西洋建築が調和するその町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。おしゃれなショップや古民家を利用したカフェなど、気になるスポットが沢山! 

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倉敷市 美観地区

美観地区夜間景観照明  
昼間だけではなく、是非夜の散策にも出かけてみてください♪幻想的な光に包まれる美しい町並みは必見です。 

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美観地区夜間景観照明

アクセス倉敷川周辺、倉敷アイビースクエア一帯
営業時間4月~9月(日没~22:00)、10月~3月(日没~21:00)
URLhttps://www.kurashiki-tabi.jp/see/201/

倉敷着物小町 美観地区店

倉敷市の児島地区は国産ジーンズの発祥地。17世紀ごろから綿花栽培、繊維産業が盛んだったことに由来します。岡山のデニムで作られた、ユニークな「デニム着物」を着て美観地区の散策を楽しみましょう♪

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デニム着物で散策

住所岡山県倉敷市本町5-10
営業時間9:30~17:00
定休日不定休
URLhttps://kimonokomachi.jp/

mt専門店 TANE

カラフルなデザインがかわいい「マスキングテープ」、実は倉敷が発祥と言われています。倉敷の工業用テープ専門メーカー・カモ井加工紙が、かわいい文房具として開発したのが始まりで、「mt」という商品名で有名です。倉敷の街並みをモチーフにしたものなど、オリジナルデザインのマスキングテープはお土産にぴったりです!

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TANE 店舗内観

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倉敷のオリジナルデザインのmt

住所岡山県倉敷市本町5-12
営業時間10:00~17:00
定休日火曜日
URLhttp://www.kurashiki.shop/

倉敷SOLA

2022年4月28日、倉敷美観の古民家を再生した商業施設がオープンしました。倉敷のものづくりを衣食住で体感できる空間として、デニムストアや洋食レストラン、宿泊施設、足袋シューズストア、日本料理店など5つの店舗が出店します。中庭の「みんげい広場」は、人々が集う憩いのスペースになりそうです。

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憩いのみんげい広場

住所岡山県倉敷市中央1丁目4-13
URLhttps://www.kurashiki-sola.jp/

2.【瀬戸内市・長船】刀匠の魂が息づく、日本刀の里

岡山県の東南部に位置する瀬戸内市。その中の長船地区は、"日本刀の聖地"として有名です。長船地区には古くから製鉄技術があり、中国山地から採れる資源も豊富で、長い歴史の中で数々の名刀が生み出されました。

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鍛刀の様子(写真提供:備前長船刀剣博物館)

 

URLhttps://www.city.setouchi.lg.jp/site/token/

備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館

岡山県内で生まれた刀を中心に様々な刀剣類を展示している博物館です。敷地内には刀剣に携わる職人たちの工房や鍛刀場もあり、現代の刀匠や職人たちの技を目にすることができます。小刀やペーパーナイフ製作のほか、彫金技術を使った指輪づくりなどの体験講座(要予約)もありますよ。

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刀剣の展示室(写真提供:備前長船刀剣博物館)

住所岡山県瀬戸内市長船町長船966
営業時間9:00~17:00(入場16:30まで)
定休日毎週月曜日(ただし休日の場合は翌日に振り替え)、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月4日)、展示替え時
URLhttps://www.city.setouchi.lg.jp/site/token/

国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」

国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」は長船地域で作られた太刀で、戦国武将・上杉謙信にも愛された国内屈指の名刀です。代々上杉家に受け継がれたのちに個人の所蔵となっていましたが、2020年に瀬戸内市がクラウドファンディングによって5億円を集めて購入。約800年ぶりの里帰りとして話題になりました。現在では、備前長船刀剣博物館で年1回程度の展示公開等が行われています。次に見られる機会を要チェックです! sanchomo

国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」

(写真提供:備前長船刀剣博物館)

備前福岡の町並み

備前長船刀剣博物館から2.5kmほどの所にある、歴史深い街並みです。14~16世紀ごろに、衣料品・食料品・武器などさまざまな物品を扱う中世西日本最大級の商都として栄えました。現在は毎月第4日曜に定期市が開催され、かつての商都の賑わいを現代に蘇らせる取り組みがなされています。 bizenfukuoka

備前福岡の町並み

備前福岡 一文字うどん

地元産の小麦とこだわりの製法で作られる、セルフスタイルのうどん店。2020年のミシュランプレート「グリーンスター」にも認定されました。体験教室(要予約)もあり、うどん打ちや石臼での小麦の製粉などの体験と、備前福岡の街並み案内をセットで楽しめます。 udon

備前福岡 一文字うどん

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セルフスタイルの店内

住所岡山県瀬戸内市長船町福岡1588-1
営業時間10:00~15:00
定休日毎週水曜日、第1・3火曜日
URLhttp://ichimonji.ne.jp/

3.【真庭市・勝山】のれんが彩るノスタルジックな町並み

岡山県北部に位置する真庭市。市内の勝山地区は、岡山で最初に「町並み保存地区」に指定されたかつての城下町です。歴史ある酒蔵や武家屋敷、古民家を利用したカフェ、ギャラリーなどが軒を連ねています。近年では、建物の軒先に吊り下げる布、“のれん”が古い街並みを彩る景観も評判です。 katsuyama

勝山町並み保存地区

ひのき草木染織工房&ギャラリー Studio Hinoki

勝山が「のれんのまち」となったのは、染織家であるこの店の店主が実家の酒屋の店先にのれんを掛けたことがはじまり。これまで、勝山町並み保存地区を彩るのれんの制作を数多く手がけてきました。草木染めののれんや小物などを展示・販売するほか、絞り染め体験(要予約)も行っています。 hinoki

レトロな店内とカラフルな草木染め商品

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絞り染め体験の様子

住所岡山県真庭市勝山193
営業時間10:00~17:00
定休日水曜日
URLhttps://www.studiohinoki.com/

お食事処 西蔵(御前酒蔵元 辻本店)

1804年創業の老舗酒造で、建物は有形文化財に登録されています。地元の素材にこだわって作られる酒は旨味があって、キレがいい味わいが特徴です。貯蔵庫をリノベーションしたレストラン「西蔵」では、酒粕や麹を使った酒蔵ならではの自家製料理が食べられます。 kuramoto

御前酒蔵元 辻本店 外観

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ランチメニュー一例

 

真庭の発酵グルメ      
豊かな自然と寒冷な気候、良質な水に恵まれる真庭は、古くから醸造業が盛んで、今もなお、こだわりの発酵食文化が数多く受け継がれています。そんな「発酵文化」を伝え広めていくべく結成されたチームが、「まにわ発酵’s」。日本酒や醤油・味噌などの歴史ある醸造所をはじめ、クラフトビール、ワイン、チーズなど、さまざまな発酵企業が集まり、発酵ツーリズムを推し進めています。健康に良い発酵食品。真庭でその魅力を味わってみては?

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勝山の地酒

住所岡山県真庭市勝山116
営業時間11::00~14:30(ラストオーダー14:00)、18:00~22:00(ラストオーダー21:30)
※夜のお食事は事前予約のみの営業
定休日木曜日
URLhttps://www.nishikura.co.jp/

4.【矢掛町】400年変わらない街並みに新たな風を取り入れる、現代の宿場町

岡山県の南西部に位置する矢掛町。倉敷市中心部からは車で約35分の距離です。江戸時代(1603~1868)に栄えた宿場町で、当時の面影を残す町並みが残っています。近年は、古民家を再生した施設など、新たな見どころも増えています。

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矢掛町の町並み

URLhttps://www.yakage-kanko.net/

道の駅 山陽道やかげ宿

2021年3月にオープンした、矢掛町の新たな玄関口。「道の駅」とは一般的には道路に設けられた休憩施設で、その地域の特産物の販売や観光情報の提供を行う場所です。しかし、この建物内にはショップや飲食店はありません。矢掛町では「街全体が道の駅」というプロジェクトを進めており、街を散策してもらうために、あえてここでは町の魅力の紹介だけを行っているそうです。まずはここに立ち寄ってみましょう! michinoeki

道の駅 外観

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交流室

住所岡山県小田郡矢掛町矢掛1988-10
営業時間9:00~17:00
定休日年末年始
URLhttp://www.town.yakage.okayama.jp/post_76.html

石挽カカオissai

こだわりの製法で作られた本格クラフトチョコレートの店です。矢掛町で採れる良質な花崗岩の石材でできた特別な石臼で、カカオ豆を挽いてチョコレートを作っています。カウンターやテーブル、椅子などいたるところに石が使われている店内もとてもユニーク。

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issai 店舗内観

issai

チョコレート商品

住所岡山県小田郡矢掛町矢掛3074-1
営業時間12:00~17:00
定休日火曜日、水曜日(祝日の場合は営業)
URLhttps://ishiyamayuen.jp/

歴史情緒あふれる街並みを歩いていると、まるでタイムスリップしたかのようなワクワクした気持ちになりますよね。それぞれの土地に息づく伝統と、新たに作り出されるその土地ならではの素敵なものを見つけながら、岡山散策を楽しみましょう♪ 

岡山県のもっと詳しい情報は こちらから!

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このページの情報は2022年5月の情報です。
ライター
att.JAPAN Editorial Team
att.JAPAN編集部は20~30代を中心にした旅行好きのメンバーが集まったグループです。日本全国の観光やグルメ情報のほか、温泉や旅館など幅広い情報をお届けしています。有名な観光スポットはもちろん、日本全国の最新施設のニュースや東京の穴場エリアの紹介、1日散策モデルコース、アニメの聖地巡りなど、att.JAPANならではの情報も多数掲載しています。外国人ライターが切り取った日本を紹介するコンテンツもあります。

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