【東京散歩】東京・青梅で「昭和レトロ」と「猫」探しの旅

新宿駅からJR中央線で約60分で到着する東京都青梅市。かつて江戸(現在の東京)と甲州(現在の山梨県)を結ぶ青梅街道の宿場町・青梅宿があり、昔から多くの旅人や商人が行き交っていました。現在も歴史を感じる街並みが残り、とくに1900年代中頃の“昭和レトロ”を感じる街として注目されています。

昭和レトロ商品博物館

旧青梅街道沿いで目をひく古い木造建築で、中には1950~70年頃のおもちゃや薬、食べ物やドリンクのパッケージなど、生活雑貨が所狭しと並んでいます。大人は懐かしく、若い世代はレトロな雰囲気を新鮮に楽しめるはず。青梅市出身の映画看板師・久保板観さんが手掛けた看板の展示も圧巻。

昭和レトロ商品博物館
レトロな内装
コーラのグッズ
映画看板の展示
薬の展示

昭和レトロ商品博物館 入館料:大人350円 営業状況はTwitterでご確認ください。

住所 東京都青梅市住江町65
アクセス JR「青梅駅」から徒歩5分
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
URL https://twitter.com/gentokan

ナミオ珈琲

2022年2月には、昭和レトロ商品博物館の1階に「ナミオ珈琲」がオープン。落ち着いた空間で本格的なコーヒーと手作り焼きドーナツがいただけます。カフェラテにはかわいい猫のラテアート。

ナミオ珈琲
ドーナツ
カフェラテ

住所 東京都青梅市住江町65
アクセス JR「青梅駅」から徒歩5分
営業時間 月木12:00〜17:00、火水金土10:00〜17:00
定休日 日曜日・祝日
URL https://www.instagram.com/namiocoffee/

昭和幻燈館

昭和レトロ商品博物館のすぐ近くにある別館で、墨絵作家・有田ひろみさんと有田ちゃぼさんの常設展があります。レトロな雰囲気の猫の絵やぬいぐるみ作品など、ほのぼのするものばかり。また、ジオラマ作家・山本高樹さんのノスタルジックで幻想的なジオラマ作品も展示されています。

昭和幻燈館
入り口

展示
ジオラマ

昭和幻燈館 入館料:大人250円 営業状況はTwitterでご確認ください。

住所 東京都青梅市住江町9番地
アクセス JR「青梅駅」から徒歩6分
営業時間 10:00〜17:00
定休日 月・火・水・木曜日
URL https://twitter.com/gentokan

にゃにゃまがり

駅前の路地で見つけた不思議な看板、「昭和の猫町 にゃにゃまがり」。ここはもともと「七曲りの路地」と呼ばれる細く折れ曲がった道で、そこに地元の方が猫の飾りつけを始めたんだそうです。色々な表情の猫の看板や大小さまざまな置物など、手作り感いっぱいの、ゆるくて味わい深い通りにワクワクが止まりません!さりげない足跡にも注目を。

シネマネコ

青梅駅から徒歩15分ほどの位置にある、2021年にオープンした映画館。国の有形文化財に登録されている旧都立繊維試験場の建物を改修したもので、木造建築のぬくもりを残しつつ、最新設備を取り入れたシアターになっています。併設のカフェだけの利用もできるので、散策の途中で休憩に寄るにも良いですね。イチオシメニューは地元のパン屋の手作りパンを使ったかわいい猫型のフレンチトーストです!

シネマネコ外観
シアター
猫型フレンチトースト

ノスタルジックでユニークな街・青梅で、お気に入りの「レトロ」と「猫」を探しにのんびり歩いてみませんか?

▷青梅市公式「おうめ観光ガイド」:https://www.omekanko.gr.jp/

住所 東京都青梅市西分町3丁目123(青梅織物工業協同組合敷地内)
アクセス JR「東青梅駅」から徒歩7分、JR「青梅駅」から徒歩15分
営業時間 9:00
定休日 火曜日
URL https://cinema-neko.com/

あわせて読みたい

このページの情報は 2022年2月の情報です。
ライター
Ayumi
千葉県出身、甘いものが大好きなAyumiです。大学では日本史学を専攻し、旅先では古代から近代まで幅広く史跡巡りをしています。これまでに訪れた城の数は大小合わせておよそ100か所。アニメや漫画の「聖地」探しにも余念がありません。

東京都 記事

レジャー施設 記事