三重県を訪れたなら、伊勢神宮への参拝は欠かせません。伊勢神宮じゃ2000年の歴史をもち、おもに2つの神宮、内宮と外宮のまわりに125の宮社を持ちます。天照大御神と農業と産業の神 豊受大御神をお祀りする、この神聖な神社を散策してみましょう。
伊勢神宮に参拝日帰りプラン~内宮・おはらい町・おかげ横丁・夫婦岩~
伊勢神宮に参拝 日帰り旅~内宮・おはらい町・おかげ横丁・夫婦岩~
伊勢神宮 内宮
宇治橋を渡り一歩敷地に足を踏み入れれば、その樹木や岩、神社が醸し出す歴史や自然の中に引き込まれるかのように感じます。
伊勢神宮の歴史は紀元前4世紀にさかのぼると言われます。垂仁天皇の娘 倭姫命は、天照大御神を恒久的に祀る地を探しに奈良県から旅立ち、およそ20年間探した後、ついに三重県の伊勢にその地をみつけました。神託を受けて天照大御神を祀る社を五十鈴川のほとりに建て、こうして伊勢神宮が生まれたと伝わっています。
数多くの神社が、静かな森の中に散在しています。森には、まっすぐに伸びる高い木々があり、なかには直径2~3メートルの太さの木もあります。巨大な木に近づき触ると、平和と静けさの感覚が呼び起こされます。森の中の小道を歩けば、自然と調和し歴史に身をゆだねような心地がします。
伊勢神宮の正宮皇大神宮は神道の最も神聖な聖地のひとつです。この神宮へのアクセスは厳しく制限されており、一般の参拝客は木の柵ごしに一部を見ることしかできません。森にある他の神宮は、撮影禁止の看板がある場所では撮影はできませんが、それ以外は自由に散策することができます。
内宮の本社(正宮)は、硬いヒノキを使って建てられています。驚くことに木材を支えるために釘は1本も使われていません。この伝統的な建築様式は、唯一神明造と言われ、伊勢神宮のみで用いられる建築様式です。永遠にみずみずしく若々しくあり続けるという「常若」の思想にのっとり、また、次世代に伝統建築の技法を伝えるため、正宮は20年ごとに建て替えられます。
伊勢神宮には毎年800万人以上の人が参拝に訪れています。17世紀に一般人の参拝を公式に始めて以来、伊勢神宮は日本中から参拝客が集まる人気の場所となり、19世紀からは神道信仰の中心となりました。
伊勢神宮 内宮
三重県伊勢市宇治館町1 https://www.isejingu.or.jp/
伊勢神宮周辺のレストラン・ショッピング・おみやげ
参拝をした後は、おはらい町に寄りましょう。おはらい町は、江戸時代から伊勢神宮の参拝客でにぎわい栄えてきました。約800mの石畳のおはらい町通りには、歴史的な建物やレストランや土産店が建ち並びます。ここに来れば、美味しい三重の名産が一度に味わえます。
伊勢うどんは、新しい食感のヌードルで、真っ黒なつゆは少しだけかかっている、お安くて美味しい郷土料理です。また、赤福餅は、甘い小豆餡でくるんだもちで、おはらい町の人気のおみやげのひとつです。もしくは地ビールで喉をうるおすはどうですか?伊勢では数種類の地ビールが生産され、町の様々な店やレストランで飲むことができます。
おかげ横丁には和太鼓のライブ演奏、紙芝居、日本神話について学べるおかげ座という資料館もあります。
おはらい町
伊勢市宇治今在家町・宇治中之切町 https://ise-oharaimachi.com/
おかげ横丁
伊勢市宇治中切町52 https://okageyokocho.com/
伊勢に来たなら、海沿いにも足をのばし、ロマンティックな夫婦岩の景色を見に行くのもいいでしょう。伊勢神宮参拝の前に身を清めるために、伊勢に来た人は最初に夫婦岩を訪れる伝統があります。
夫婦岩エリアでは、地元料理やショッピング施設でのショッピング、水族館 伊勢シーパラダイスなどが楽しめます。岩の多い海岸線に沿った駐車場や店から夫婦岩と奇妙なカエルの神社へ小道が続いています。夫婦岩は縁結びのシンボルとしても有名。夏至の前後1ヶ月間は岩の間から日が昇ってくるのを見ることができ、多くの人々が訪れます。
夫婦岩
伊勢市二見町江 二見興玉神社内 https://futamiokitamajinja.or.jp/
混雑を避け、静けさを楽しむなら早朝に訪れるのがいいでしょう。公共交通機関でも容易にアクセスできるし、近くには有料の駐車場もあります。
もし日本で神聖な場所をひとつ訪れるなら、歴史、美しい建築と素晴らしい自然のある伊勢神宮と伊勢地域がそのトップと言えるでしょう。
この記事は「三重県観光連盟公式サイト観光三重」からの転載です。
https://www.kankomie.or.jp/en/report/detail_179.html
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