日本語の場面別あいさつ集14選 「おはよう」から1日を始めよう!

日常のさまざまな場面で使える日本語のあいさつ表現を紹介します。日本を旅行中に使うのはもちろん、海外でも日本人の友人や知人に声をかける際に使ってみましょう。

1.出会いのあいさつ

◇朝 ・おはよう(Ohayo)/おはようございます(Ohayo gozaimasu)

朝、人に会ったら「おはよう」とあいさつしましょう。目上や初対面の相手には後ろに「ございます」をつけて「おはようございます」と言うと丁寧な表現(敬語)になります。「おはよう」が何時まで使えるのか、明確な基準はありませんが午前11時ごろまでが一つの目安とされます。

◇昼 ・こんにちは(Konnichiwa)

「こんにちは」は朝から夕方まで幅広い時間帯で使える汎用性のあるフレーズです。ただ、丁寧な表現なので友人など親しい関係の相手にはあまり使いません。

◇夜 ・こんばんは(Konbanwa)

日が沈み、空が暗くなってきたら「こんばんは」と言いましょう。こちらも丁寧な表現です。

・さらに踏み込んで…「こんにちは」「こんばんは」親しい間柄の場合は?

仲の良い友人など、敬語を使わなくてもよい相手と話す場合は「やあ(Ya)」「よう(Yo)」など短いカジュアルなあいさつをします。英語の「Hi」や中国語の「嗨」に近い表現です。

2.別れのあいさつ

さようなら(Sayounara) 

丁寧な表現です。ただ、実際には日常的に使う機会はあまり多くありません。

じゃあね(Ja-ne)/またね(Matane)/バイバイ(Bye-bye)

カジュアルな表現です。

おやすみ(Oyasumi)/おやすみなさい(Oyasumi-nasai)

深夜や寝る前など夜遅い時間の別れ際に使います。地域によっては夕方から使うこともあります。

お先に失礼します(Osaki ni shitsurei shimasu) 

職場などで、相手より先に帰る場合に使います。

3.感謝の言葉

ありがとう(Arigatou)/ありがとうございます(Arigatou gozaimasu)

 

4.謝罪の言葉

すみません(Sumimasen)

ポピュラーな謝罪の表現です。

ごめん(Gomen)/ごめんなさい(Gomen-nasai) 

「ごめん」は比較的カジュアルな言い方です。

申し訳ありません(Moushiwake arimasen)/申し訳ございません(Moushiwake gozaimasen)

ビジネスの場面でも使うフォーマルな謝罪の言葉です。前に「大変」をつけるとより丁寧になります。

5.覚えておくと便利な表現

「お疲れ(さまです/さまでした)Otsukare(samadesu/samadeshita)」

社会人や学生など、若者の間では、人と会うときや別れ際などに「お疲れ(さまです/さまでした)」という表現をよく使います。実際に仕事があるか、疲れているかどうかは関係ありません。

「どうも(Doumo)」

軽い挨拶、感謝、謝罪など多様な場面で使えるカジュアルなフレーズです。

「すみません(Sumimasen)」

道を尋ねる際や肩がぶつかった時、何かを手伝ってもらった時などちょっとした声掛けや感謝、謝罪の際に使える汎用性のある表現です。英語の“Excuse me”や中国語の「不好意思」に近い表現です。

6.まとめ

日本語のあいさつは、相手との関係によっていろいろな表現の違いがあるのが特徴です。うまく使い分けて、楽しくコミュニケーションをとりましょう。

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