北陸新幹線 金沢―敦賀間2024年3月16日延伸開業!沿線の見どころをたっぷりご紹介!【福井】
Release
21 February 2024
Update 08 March 2024
東京駅と金沢駅を結ぶ北陸新幹線が、2024年3月16日、福井県の敦賀駅まで延伸します。延伸に伴い、金沢駅より先に「小松」「加賀温泉」「芦原温泉」「福井」「越前たけふ」「敦賀」の6つの新駅が開業します。東京から福井へ乗り換えなしで行くことができ、京都・大阪からも北陸新幹線を利用しやすくなります。
これまで東京・福井間は新幹線と在来線特急を乗り継いで3時間半かかったところ、延伸後は新幹線1本で最短2時間51分に短縮!温泉、伝統工芸、四季の絶景、海の幸など、北陸エリア(富山・石川・福井)には見どころが盛り沢山!最新の現地の様子を取材したatt.JAPAN編集部がおすすめスポットを紹介します。


大本山永平寺
1244年、道元禅師により開かれた禅の修行道場で、今も多くの僧が厳しい修行に励んでいます。深い山に囲まれた境内には70以上の建築が並びます。また、「傘松閣(さんしょうかく)」には230枚の天井画があり、圧巻。1日3回、予約不要の坐禅体験も開催されています。
写真提供:大本山永平寺
|
アクセス |
JR福井駅→京福バス「特急永平寺ライナー」で30分/えちぜん鉄道福井駅→電車で25分→えちぜん鉄道永平寺口駅→京福バス「永平寺門前行」または「永平寺行」で約13分→終点下車→徒歩5分 |
|
営業時間 |
8:30~16:30(入場は16:00まで)
料金:大人500円(坐禅体験は別途料金がかかります) |
|
定休日 |
無休 |
| URL |
https://daihonzan-eiheiji.com/ |
えちぜん鉄道で福井を遊び尽くそう!
福井県北部で運行される「えちぜん鉄道」。福井駅から芦原温泉を経由し三国港まで行く「三国芦原線」と、福井から恐竜博物館のある勝山までの「勝山永平寺線」の2つの路線が走っています。大迫力の恐竜で飾られた「恐竜列車」も運行中。
旅の味方!「楽しい福井パス」
福井県内の観光施設をお得に周遊できるパスで、恐竜博物館をはじめ対象施設からお好きな3か所を選択できます。
対象施設はwebサイトをご覧ください。

ESHIKOTO
世界的な人気を誇る黒龍酒造が手がける、日本酒をはじめとした北陸の文化を発信する複合施設。日本酒や越前焼・越前漆器などの伝統工芸品が販売されるショップでは、お酒のテイスティングもできます。レストランも併設されており、九頭竜川の豊かな自然を眺めながらの食事はまた格別です。 ※20歳未満入場不可

タケフナイフビレッジ
熱した鉄を叩いて延ばしていく昔ながらの鍛冶の工程を間近で見学できるほか、体験教室ではハンマーで鍛え打ち、最後に柄を付けて包丁を仕上げる体験ができます。2020年にできた白い三角が特徴の新館では、職人の手造り包丁を購入でき、鏡張りの空間に刃物が浮いて見える幻想的なオブジェも見られます。
_R.webp)
_R.webp)
ぜひ食べてほしい!福井のご当地グルメ
ソースカツ丼は薄くスライスされた豚肉をパン粉でカラッと揚げ、熱々のうちにソースに絡めてご飯にのせた料理。越前おろしそばは、大根おろし、ネギ、かつお節をのせるのが特徴。この二つの福井のソウルフードをセットにして提供する飲食店も多いです。

まだまだあります!北陸の輝き
日本海に面した雄大な自然、歴史ある建築や伝統工芸、美食に日本酒など…。エリア別にご紹介していきます!
福井県 芦原・坂井
世界的にも珍しい東尋坊とその周辺。温泉やテーマパークもあり家族で楽しめます。
あわら温泉
2023年に開湯140年を迎えた温泉地。北陸最大級、全36室の露天風呂付客室数を誇る宿「美松」をはじめ、温泉宿が点在しています。あわら湯のまち駅の近くには無料足湯施設「芦湯」もあります。隣接する屋台村「湯けむり横丁」で焼き鳥やラーメン、おでんなどを食べながら地元の人と交流するのもよし。


東尋坊
約1kmにわたって柱状節理の海岸が続く、地質学的にも貴重な場所。絶壁の崖上から荒々しい日本海の白が打ち寄せる様子を見られます。遊覧船で壮大な絶壁と荒々しい日本海を間近に見られます。
越前松島水族館
ガラス張りの珊瑚礁水槽の上を歩けるエリアと、水中トンネルからまるで空を飛ぶように泳ぐペンギンが見られる「ペンギン館」が人気を博しています。
また、3/7には世界最大のタコであるミズダコに特化したみずだこ館がオープン。東尋坊から車でわずか5分なので、あわせて訪れるのがおすすめ。

丸岡城
1576年に築城され、当時の天守が現存している貴重な城郭のひとつ。登り綱を掴みながら急勾配の階段を登った先にある天守閣からの眺めは格別!園内には約400本ものソメイヨシノが植えられ、春には桜の名所として賑わいます。
|
営業時間 |
8:30〜17:00(入場は16:30まで)
料金:大人450円、小人150円 |
|
定休日 |
無休 |
福井県 若狭
美しい景色が広がる若狭湾の絶景と山海の幸が魅力的なエリア。
レインボーライン山頂公園
標高約400メートルの山頂公園から、ラムサール湿地条約に認定された三方五湖が一望できるスポット。三方五湖は5つの湖の総称で、塩分濃度や水深の違いにより、湖面の色が微妙に違う青色のグラデーションに見えます。足湯やソファーテラスなど、7つのテラスからの眺望は息をのむほどの絶景。無料のレインボー傘を借りてSNS映えの写真を撮りましょう。

ローズフェア(5月・10月)
美浜町レイクセンターから三方五湖クルーズ
湖面から雄大な自然を楽しめる電池推進遊覧船。美浜町レイクセンターでは、太陽光を利用した再生可能エネルギーだけで航行する、日本初の電池推進遊覧船に乗ることができます。
定員4名の小型電池推進船もあり、なんと免許不要で、だれでも簡単に操船体験がすることができます。

福井県年縞博物館
「年縞」とは、長い年月の間に湖沼などに堆積した縞模様の湖底堆積物のこと。この博物館では、水月湖という湖で見つかった、世界最長7万年分の年縞を1年の欠けもない完全な状態で展示し、過去の気候変動や人類史などを見ることができます。併設のカフェの年縞にちなんだサンドイッチもユニーク。

ヘルシーで美味しい若狭のサバ!
この地域の美食といえば若狭湾で獲れる鯖。
かつては古都・京都まで鯖が運ばれ、京都の食文化を支えていました。しっかり脂が乗りつつも身が締まった鯖は、刺身や鯖ずし、鯖サンドなど色々な食べ方が楽しめます。
あわせて読みたい
日本在住、台湾出身のChangです。語学の勉強だと思って聞き始めたラジオがいつの間にか生活の一部になり、ラジオを通して日本各地の穴場やご当地グルメの情報を収集することが趣味です。休日は桜や紫陽花など四季折々の景色を探しに関東を中心に出かけたりします。嵐が大好きです。
福井県 記事