新宿の新たな魅力を発見しよう! 神楽坂編

新宿区は東京の23区の中心に位置する大都市。世界一の乗降客数を誇る新宿駅、歌舞伎町はじめとする繁華街、西新宿の超高層ビル群、日本を代表する駅周辺の商業地には、世界中から多くの人が訪れています。実は、新宿駅から少し足を伸ばすだけで、多様な個性的なまちで、様々な日本の魅力を体験することができます。賑わいのある江戸の風情を残すまちをご存知ですか?

新宿の新たな魅力を発見しよう! 神楽坂編

「和」を感じられるまち、神楽坂エリア

江戸時代(1603~1867)には武家屋敷が建ち並んでいた神楽坂は、近代になると町人の街に変化し、当時の花街として発展しました。まちを歩けば、今も、芸妓さんが稽古している三味線の音色を聞くことができます。神楽坂は、坂と石畳の路地、黒塀など伝統的情緒に彩られたまちとして、多くの日本人を魅了しています。昼も夜も魅力を持った表情豊かなまちです。

神楽坂はまち並みだけでなく、祭りでも日本文化を味わえる場所です。7月には「神楽坂まつり」が開催され、阿波踊りで盛り上がります。11月の「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」では街中で伝統芸能を気軽に楽しめます。

神楽坂で見つける日本文化

善国寺(毘沙門天) 神楽坂通りの坂を上っていくと左手にある、神楽坂のシンボル的存在である善国寺(毘沙門天)。約200年前から今もなお、地域に親しまれており、神楽坂の中心となっています。
狛犬ではなく狛虎がいるのでそこにも注目!

神楽坂エリアには日本文化を体験できる食べ物や和小物、イベントが盛り沢山! 日本の和菓子はきめ細かく、上品で職人の技が光ります。神楽坂には和菓子のお店が数多くあります。
可愛らしい和小物のお店も、神楽坂を散策しているとつい中に入りたくなりますよね。和小物はお土産としても人気があります。

文豪に愛された神楽坂

日本を代表する文豪、夏目漱石。彼の作品の中にも神楽坂のことが登場します。神楽坂にほど近い早稲田に住んでいた漱石は、自身も神楽坂を訪れていたそうです。小説に描きたい魅力が神楽坂にはあるのでしょう。
その数々の名作を生み出した早稲田にある漱石の住まいは、今では「漱石山房記念館」になっています。館内には当時の書斎が再現されていたり、漱石作品の草稿などの資料も見ることができます。

 

このページの情報は 2018年9月の情報です。
ライター
att.JAPAN編集部
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