東京から北陸新幹線で約2時間!新潟県糸魚川市の魅力

糸魚川ジオステーションジオパル

日本随一のヒスイ産地であり、日本を東西に分ける大きな溝「フォッサマグナ」の西端の地でもある糸魚川は、日本で初めて世界ジオパークに認定された場所です。その魅力の発信基地として旅のはじまりに訪れたいのが、糸魚川ジオステーションジオパルshrine20220808-3447-3v4c8n-1

糸魚川駅に広がるジオラマ鉄道模型は、見るだけでなく持参した模型を実際に走らせることができるので(有料)、鉄道ファンや子どもにはたまらない場所です。自分の車両を実際に走らせることができる施設は中々ありません。普段鉄道に興味がない私も時間を忘れてしまうほど、世界に入り込んでしまいます。

URL http://geo-itoigawa.com/

谷村美術館

スタッフの方の熱いトークに後ろ髪を引かれながら次のスポット谷村美術館へ。

彫刻家澤田政廣氏の作品を展示するため、建築家村野藤吾氏によって設計された美術館です。シルクロードの遺跡をイメージした外観は神秘的な雰囲気があり、ファッション誌のロケ地としても使われるほど。法隆寺をイメージした回廊は古き良き日本の文化を感じることができます。館内は次の作品に導かれるように進んでいき、そのルートを辿っていくと今までの作品は見えなくなります。過去を振り返らず、未来へと。そんな意味が込められているのだそうです。差し込む自然光は全て計算されているので、天候や時間によって異なる表情を見せてくれます。この美術館で唯一、仏像ではなく人間を描いた作品「天彦」は、平和の願いを込めて親子が支え合っているかのように見える影が照明で映し出されています。ガイドさんの案内でこの影を見たときの感動は忘れられません。ひとつひとつの作品に想いが込められている、そのストーリーを知ることでより世界観を感じることができます。最後には不思議なことに感謝の気持ちが生まれるほどでした。

玉翠園

日本庭園が美しい玉翠園にも立ち寄りました。ここは、造園家中根金作氏が作庭した観賞式庭園です。館内の大きな窓枠を額として庭園を眺めることで、生きた絵画を見ているかのような気分になります。この日は雨が降っていましたが、雨の音を感じながら眺める庭園もまた素敵でした。冬は雪吊り、秋は紅葉が見られ、11月にはライトアップも開催されます。入り口にある巨大な観音石は圧巻で、眺めているだけでパワーを感じられるよう。見る場所に寄って様々な姿を見せると言われており、館内から見るとゴリラの横顔に見えるとか。

URL http://gyokusuien.jp/

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このページの情報は 2019年9月の情報です。
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att.JAPAN編集部
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