日本には、その土地ならではの食や伝統文化を、今に残している街が多くあります。そんな伝統的な地域の暮らしを感じるには、実際に古民家に泊まってみるのが一番でしょう。歴史ある町並みに溶け込む古民家ホテルで、ゆっくりと流れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
日本のまち×古民家ホテル
眼鏡のまち、鯖江(福井県)
鯖江市は、国内で約96%、世界でも約20%の眼鏡フレームのシェアを占めている、眼鏡の一大産地です。鯖江の眼鏡づくりの歴史は100年以上前にさかのぼり、深い雪に閉ざされる冬の農家の副業として始まりました。今では世界最高峰の技術が集まるエリアとして、鯖江の眼鏡は高い品質を評価されています。

「SABAE MEGANE HOUSE」は、集落の中の古民家をリノベーションしたホテルです。眼鏡のデザインの提灯やのれんが迎えてくれるこのホテルは、中も眼鏡尽くし。眼鏡素材のランプや、眼鏡のつるの雨、眼鏡の素材のシャンデリアなど、思わず写真を撮りたくなるユニークなしつらえです。伝統工芸の越前箪笥からお気に入りの一本を探す鯖江眼鏡のかけ放題体験も楽しめます。14人まで宿泊できる1棟貸のホテルなので、友人や家族など、グループでの宿泊がおすすめです。





住所 | 福井県鯖江市別司町31-17 |
アクセス | JR鯖江駅からバスで23~33分 |
URL | https://sabae-megane-house.com/ |
あわせて読みたい
家具のまち、飛騨高山(岐阜県)
日本有数の家具の産地である飛騨高山エリア。1300年も昔の、「飛騨の匠」と呼ばれる優れた木工職人たちが当時の都づくりに携わっていました。この伝統ある高い技術と飛騨高山の豊かな森林を背景に、1920年に西洋の曲木技術が伝わり、西洋家具メーカーが誕生したことが飛騨の家具の歴史の始まりです。それから100年もの時がたち、飛騨の家具は世界中で愛されるブランドとなりました。

「SATOYAMA STAY」は、町並みに合うように地元の大工が作った「NINO-MACHI」と、築80年の木造建物をリノベーションした「TONO-MACHI」からなるホテルです。お部屋の家具や天井、梁などには飛騨地方や岐阜県産の木材を使っており、家具はもちろん飛騨の職人が作ったもの。ここに滞在すれば、飛騨の家具の魅力を存分に体感できますね。

_R.jpg)


[SATOYAMA STAY NINO-MACHI]

住所:岐阜県飛騨市古川町弐之町11-32
アクセス:JR飛騨古川駅から徒歩8分
[SATOYAMA STAY TONO-MACHI]

住所:岐阜県飛騨市古川町殿町7-21
アクセス:JR飛騨古川駅から徒歩3分
あわせて読みたい
お茶のまち、八女(福岡県)
日本茶の中でも最高級な「玉露」の生産量で日本一を誇る、福岡県八女市。この地域は昼夜の温度差があり、山間部では朝と夕方に霧が発生しやすいため、お茶の栽培に適しています。数代にわたって昔ながらの製法を守る八女の茶農家たちは、日本中から愛される八女茶のブランドを不動のものとしています。
写真提供:八女市
_R.jpg)
写真提供:八女市
「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」は、酒造や茶舗という歴史のある建物をリノベーションした分散型ホテルです。ここでは八女茶を飲むだけでなく、お茶を使った食事やお茶の入浴剤、茶畑ウォークなど、滞在を通して様々なお茶の楽しみ方ができます。長年受け継がれてきた八女のお茶文化を五感で感じてみませんか?




住所 | 福岡県八女市本町西京町204 |
アクセス | 西鉄久留米駅からバスで約35分、「西唐人町」バス停から徒歩約10分 |
あわせて読みたい
あわせて読みたい
