2022年11月、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に、ジブリパークがオープンしました!スタジオジブリの世界を表現した公園として大注目のジブリパークと、ジブリパークができた愛知県とはどんなところなのか、その魅力をご紹介します。
2022年11月、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に、ジブリパークがオープンしました!スタジオジブリの世界を表現した公園として大注目のジブリパークと、ジブリパークができた愛知県とはどんなところなのか、その魅力をご紹介します。
ジブリパークのメインエリア。かつては屋内温水プールだった巨大な施設の中に、ジブリの世界観を感じられる展示が詰め込まれています。展示室のほか、カフェ、グッズショップもあり、ここだけで一日楽しめそう。
▲大倉庫の中心・中央階段。色鮮やかなタイルをよく見ると、ジブリキャラクターが隠れています。
映像展示室オリヲン座
席数約170の映像展示室。東京の「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されてきたスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を、順番に上映しています。
3つの企画展示
「『食べるを描く。』増補改訂版」と「ジブリがいっぱい展」では、ジブリ作品で描かれた食べ物にまつわる展示や、世界中のジブリ作品のポスターなどの展示が楽しめます(~2023年11月(予定))。「ジブリのなりきり名場面展」は、映画の名シーンが再現された体験型の展示。登場人物になりきって写真を撮りましょう!
「にせ館長」への挨拶も忘れずに!
『千と千尋の神隠し』の湯婆婆がいる「にせの館長室」。映画のワンシーンを思わせる空間に、思わず背筋が伸びてしまいそう。
トトロとネコバスに会いに行こう
「ネコバスルーム」は『となりのトトロ』の世界を表現した子どもたちの遊び場。大人は外側から、可愛さ溢れる空間をのぞかせてもらいましょう。
『耳をすませば』に登場する「地球屋」に入れます。建物内には、映画で見たアンティークショップの店内やバイオリン工房の様子が、細部までこだわって再現されています。
『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイの家」が映画のままに再現されています。元は2005年の愛知万博のパビリオンとして建てられました。20世紀半ばの日本の民家の、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
今後も新エリアがオープンします!
『もののけ姫』に登場する里山風景をイメージした「もののけの里」は2023年秋、『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』などの世界観をイメージした「魔女の谷」は2024年3月オープン予定!
チケットは日時指定の予約制
ジブリパークに入るには、エリアごとに異なる事前予約制の日時指定チケットが必要。毎月10日に、3か月後の月のチケットが先着順で販売されます。詳細は公式webサイトをご確認ください。
チケットがなくても楽しめるモリコロパーク
モリコロパークには、ジブリパーク外でも雰囲気を感じられるスポットが点在しています。青春の丘の一角にあるエレベーター塔は誰でも利用可能。ジブリパークのメインゲートとして、19世紀末の空想科学的要素を取り入れて改装されました。園内各所にあるベンチには、ジブリキャラクターが置き忘れたアイテムをモチーフにしたオブジェが。全部で15基あるので探してみて!
©Studio Ghibli
住所 | 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1(愛・地球博記念公園内) |
アクセス | 名古屋駅(JR、名鉄、近鉄)→藤が丘駅(地下鉄)→愛・地球博記念公園駅(リニモ)下車すぐ、または名古屋駅からバスで40分 |
営業時間 | 平日:10:00~17:00(※学校の長期休暇期間の平日は9:00~17:00) 土日祝:9:00~17:00 |
定休日 | 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)※学校の長期休暇期間は営業 年末年始及びメンテナンスなどの指定日 |
URL | https://ghibli-park.jp/ |
愛知県の産業といえば、世界的自動車メーカー・トヨタ。トヨタ博物館では、自動車の誕生から発展の歴史を、トヨタ車に限らず世界の代表的な実車を展示して紹介しています。中には珍しい車もあり、車好きにはたまらない場所です。ジブリパークの最寄り駅から2駅のため、併せて訪れるのもおすすめ。
©トヨタ博物館
住所 | 愛知県長久手市横道41-100 |
アクセス | 芸大通駅(リニモ)より徒歩5分 |
営業時間 | 9:30~17:00 (入館受付は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)及び年末年始 |
URL | https://toyota-automobile-museum.jp/ |
日本各地の祭りで見られる山車。特に愛知県では、からくり人形を搭載したものが多いのが特徴です。精巧なからくりの機械技術は、愛知が誇る産業技術のルーツともいえます。犬山市にあるIMASEN犬山からくりミュージアムでは、からくり文化に関する展示やからくり人形の実演解説を間近で見ることができます。毎週金曜・土曜には、からくり人形師による制作風景を見られる場合も。
住所 | 愛知県犬山市 犬山北古券8 |
アクセス | 犬山駅(名鉄)より徒歩15分 |
営業時間 | 9:00-17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 12月29日~31日 |
URL | https://inuyama.gr.jp/karakuri.html |
4月の第1土・日曜(2023年は4月1日・2日)に開催。13輌の車山すべてに異なるからくり人形が備えられています。国宝・犬山城が見下ろす町で、昼は桜と祭りの共演を、夜は365個の提灯をいっせいに灯して山車が巡行する絢爛な景色を楽しめます。
URL | http://www.inuyama-matsuri.com/ |
毎年5月3日・4日に半田市で開催されます。5輌の山車を海に向かって曳き下ろす様は大迫力!山車の上で舞うからくり人形に加え、山車を装飾する繊細な彫刻の美しさにも注目を。
URL | https://shiohi-matsuri.jp/ |
名古屋市緑区の有松地区は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」や「日本遺産」にも選定されている絞り染めの町。東海道を行き交う旅人の土産物として17世紀に考案された「有松・鳴海絞」とともに繁栄しました。絞り染めとは、布の一部をくくって色が入らないようにすることで美しい紋様を染め出す染色技法。有松・鳴海絞は100を超える技法の多彩さが特徴で、現代でも進化をつづけながら受け継がれています。
住所 | 愛知県名古屋市緑区有松 |
アクセス | 有松駅(名鉄)から徒歩5分 |
良質な陶土に恵まれた愛知県。中部国際空港がある常滑市は、独特の朱色と艶が特徴の常滑焼の産地です。町にはやきものに関するミュージアムやギャラリー、個性的なカフェ、フォトスポット等が点在しています。散策コース・やきもの散歩道を歩けば、レンガ造りの煙突や黒塀の工場、陶器の廃材を利用した坂道などの景観を楽しめます。
住所 | 愛知県常滑市栄町 |
アクセス | 常滑駅(名鉄)より徒歩約5分 |
URL | https://www.tokoname-kankou.net/ |
斜面に広がる山間集落に、約400年前に開墾された棚田。風がそよぐ田んぼのなかで人々が働く風景は、まるで昔話のワンシーンのよう。
copyright:小山舜二
住所 | 愛知県新城市四谷 |
アクセス | 本長篠駅(JR)→豊鉄バス田口線「滝上」下車→徒歩40分、または本長篠駅(JR)→豊鉄バス四谷千枚田線「四谷千枚田口」下車→徒歩約10分 |
愛知県南部、渥美半島の最先端から太平洋に面して続く白浜のビーチ。ロマンチックな景色とその名に由来して、恋人の聖地として人気です。
住所 | 愛知県田原市伊良湖町恋路浦 |
アクセス | 三河田原駅(豊橋鉄道)→豊鉄バス伊良湖本線「恋路ヶ浜」下車→徒歩5分 |