観光客で賑わう京都市街から離れ、少し足を延ばして「海の京都」と呼ばれる京都府北部に行きませんか?今回、att.JAPAN編集部のメンバーが京都丹後鉄道の観光列車に乗り、京都駅~西舞鶴~天橋立を1日で満喫してきました!パワースポットと絶景をマイペースに巡れるおすすめコースをご紹介します。きっとあなただけのお気に入りの景色に出会えるはず。
天橋立でパワースポットを巡る旅!電車で行ける「海の京都」でゆっくり過ごす観光モデルコース
京都駅→西舞鶴駅【特急まいづる】
京都駅から天橋立に行くには、特急「はしだて」で直通で行けるのですが、1日の運行本数が少ないです。今回はレトロな観光列車も乗れるため、京都駅→(特急まいづる)→西舞鶴駅→(京都丹後鉄道)→天橋立駅のルートをご紹介します。
まず、京都駅から西舞鶴駅には特急まいづるを利用し、乗り換えなしで約1時間半で行けます。JR京都駅で特急まいづるは31番線ホームから発車します。
JR京都駅の30・31番線ホーム
西舞鶴は古くから続く街で、日本のヴェネツィアと呼ばれる「吉原入江」という昔ながらの風景を楽しめる漁師町のエリアがあります。
乗り換えの時間を利用して、ランチは、駅から徒歩3分のところにある「魚源 西舞鶴店(ととげん)」で鮮度抜群の海鮮丼をいただきました!
「魚源 西舞鶴店」の外観
関空から関西エリアへ、もしくは京都駅から北近畿エリアへの詳しいアクセスや指定席の予約方法はこの記事をチェック:
https://att-japan.net/ja/access_kitakinki2024/
西舞鶴駅→天橋立駅【京都丹後鉄道】
お腹いっぱいになったら、いよいよ天橋立に出発しましょう。西舞鶴から天橋立に行くには、「京都丹後鉄道」の宮舞線・宮豊線(下り)を利用します。今回私たちが乗車したのは、原則毎週火・水曜日のみに運行する観光列車「丹後あかまつ号」(ネットでの予約定員制)
【予約はこちら】
料金:運賃のほかに乗車整理券 (550円)
URL:https://travel.willer.co.jp/train/tantetsu/akamatsu/
提供:WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
車内にはソファ席、カウンター席など様々なタイプな座席があります。自由席のため、発車時刻の10~20分程早めに行ったほうが好きな席が選べるかもしれません。
「丹後あかまつ号」ソファ席
車内はコーヒーなどの販売もあり、車窓風景を眺めながらゆったりとしたひと時を過ごせます。
沿線の景色を堪能してもらうため、普通の列車より少しゆっくり走ります。車両の最後尾の窓から線路や景色を撮影するのもおすすめです!
こんな楽しみ方も!インスタ映えの写真スポット・由良川橋梁
丹後神崎駅~丹後由良駅の間にある由良川橋梁を通過する際、車両と海とのコントラストがとても幻想的で、インスタ映えスポットとしても人気です。
列車に乗って海の上を走っているような非日常な感覚を味わうのも良いですが、レンタカーを使っている場合、由良川橋梁を通過する列車を撮ることができます!撮影ポイントはいくつかありますが、今回は国道178号線側から撮影しました。事前に時刻表を確認し、電車が来る時間を抑えておくと良いでしょう。
天橋立と主な渡り方
西舞鶴駅から約50分で天橋立駅に到着。天橋立は「日本三景」として知られ、海の流れによって運ばれた砂が溜まってできた嘴のような地形、全長約3.6kmの砂嘴です。主な渡り方は観光船(約12分)・レンタサイクル(約20分)・徒歩(約1時間)の3つあります。
パワースポットへ!「丹後一宮 元伊勢 籠神社」「眞名井神社」を参拝
天橋立の砂洲を渡って「籠神社(このじんじゃ)」に行きましょう。三重県の伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に遷されたという故事から、「元伊勢」と呼ばれています。さらに奥に行くと、「眞名井神社(まないじんじゃ)」があります。境内には「天の眞名井の水」という御神水が湧き出ており、御神水を汲みに各地から訪れる人も。
籠神社
眞名井神社
眞名井の水
新月と満月の日にこの二社にお参りすることを「むすひ詣り」と言い、この日にしか入手できない特別なお守り「産霊守」(むすひまもり)をいただけます(1,200円)。新月の日には黒の、満月の日には白のお守りが頂けて、2つ合わせると「明」の文字が現れます!今回は満月の日に訪れましたので、白のお守りをいただきました。次は新月の日にまた行きたいですね。
満月の日にしか入手できない白の産霊守
他にも「鏡守」「勾玉守」など様々な御守があります。
2024年「産霊守」の授与日は公式HPをチェック:
https://www.motoise.jp/omamori/musuhimamori/
営業時間 | 7:30~16:30 ※時期により異なる |
URL | https://www.motoise.jp/ |
観光船の楽しみ方
行きは歩いて、帰りは疲れたので観光船を利用しました。
観光船のりば「一の宮桟橋」
券売機でチケットを購入して、いざ!乗船!
船に乗ると自転車や徒歩とは異なる景色を堪能できます。かもめの餌を買って、海風に吹かれながら餌やりを楽しむこともできます。
船とケーブル・リフトがセットになったお得なチケットはこちら
https://www.kkday.com/ja/product/127967
絶景カフェ「Café du Pin」で優雅なひと時
天橋立駅の近くに戻り休憩しました。駅から徒歩約5分のところに、天橋立の松並木を一望できるカフェ「Café du Pin」があります。窓際の席を選んで米粉を使ったロールケーキをいただきました。今回は注文しませんでしたが、バーガーはここの大人気メニューだそう!
オープンテラスもあります。
日帰りでまた京都駅周辺に戻ることもできますが、西舞鶴駅へ戻って宿泊し、翌日は舞鶴の港町をめぐったり、福井県の敦賀方面を訪れるのもおすすめです。また、さらに西に足を延ばして城崎温泉や香美町などに行くこともできます。
香美町など日本海側の見どころはこちらの記事でチェック:https://att-japan.net/ja/kasumi_kitakinki2024/
アクセス | 天橋立駅から徒歩5分 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
URL | https://www.amanohashidate.org/chitose/62/ |