回転寿司に行ってみよう!楽しみ方をご紹介!

コンベアで運ばれる寿司の中から、好きな皿を選べてしかもリーズナブルに食べられるのが回転寿司です。

日本には様々な回転寿司のチェーン店があり、気軽に多彩なネタを味わえる日本式ファストフードとして国内外で人気です。近年では衛生面の理由などにより、タブレット端末で個別にオーダーした皿のみが運ばれてくるスタイルの店舗が一般的になっています。

メニュー

各店舗で旬の海鮮を使ったお寿司を豊富に展開しています。定番のマグロやサーモンをはじめ、エビ、イカ、イクラ、ウニ、巻き寿司など多彩なネタが用意されています。

期間限定のお得なメニューや、特定の産地に特化したネタの企画など、常に消費者を飽きさせない工夫がされています。また、魚だけでなく肉や野菜のお寿司もあります。お刺身や味噌汁、麺類、フライドポテト、スイーツといった寿司以外のメニューも豊富に取り揃え、ビールや日本酒など飲み物も充実している店が多くあります。

オーダーのシステム

寿司がランダムに流れず、タブレット端末を使って注文するシステムの場合は、注文した商品が運ばれてくるまでお待ちください。

最近では、外国語対応の端末も増えていますよ。店舗によっては、端末でわさびあり/抜きを選べます。そうでない場合、レーン上にランダムに流れてくる個包装のわさびを取るなどします。注文した皿が到着すると、音やタブレットの画面で知らせてくれたり、機械が皿を目の前に押し出したりします。寿司ネタの値段は通常一皿100円前後で、高くても数百円程度。皿の色によって値段が違います。食事が終わったら、店員を呼んだり端末で会計メニューに進んだりしてからレジで会計します。

エチケットとヒント

寿司がランダムに流れてくる場合は、その中から好きな皿を取って食べます。一度手に取った皿は、レーンに戻してはいけません。醤油やワサビは卓上に置いてあることもあれば、小さなパッケージが寿司と同じように流れてくる場合もあります。最近では醤油皿がない店も多いので、その際は醤油を直接寿司にかけましょう。最初に食べ終えた後の皿を、醤油とワサビ用に使うのも一つの方法です。また、「がり」と呼ばれる生姜の甘酢漬けを置いている店もあります。

がりには寿司の風味を引き立てる役割があり、食事の合間に少しずつ食べます。お茶(緑茶)は、備え付けの粉末を湯呑みに入れ、目の前のサーバーから注ぐスタイルが一般的です。お湯はとても熱いので、やけどをしないように気を付けてください。

主な大手回転寿司チェーン

スシロー:店舗数640以上と圧倒的な規模で展開している巨大チェーン。近年では日本国外(東アジア圏)にも進出しています。

はま寿司:ネタだけでなく、醤油もバリエーションに富んでいて多彩な寿司の味わい方を楽しめます。

くら寿司/無添くら寿司:化学調味料や人工保存料などを使わない「無添加」をセールスポイントにしています。5皿食べるごとに景品が当たるゲームにチャレンジできます。

かっぱ寿司:米どころ・山形県産のブランド米を採用するなど、シャリ(お米)の品質を追求しています。

他の寿司店との違い

回転寿司のような寿司を運ぶコンベアやレーンがなく、職人が客の目の前で握る寿司店は本格的で高級なイメージを持たれています。

これらの店は俗に「回らない寿司屋」とも呼ばれます。

ライター
Mitsuki
富士山を望む静岡出身。韓国に4年、中国に11年住んでいました。大学・大学院時代は文学を専攻。街歩き、シティポップ、鉄道や車といった乗り物、高層ビルの展望台などが好きです。甘党です。

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