日本の夏、徳島の阿波おどり!

四国の徳島県では、毎年8月12日から15日までの4日間、阿波おどりが開催されます。
阿波おどりは、日本三大盆踊りのひとつであり、約400年の歴史を持つ日本の伝統芸能のひとつです。三味線、鐘、太鼓、笛などの音・リズムに合わせて、集団のグループで街を踊り歩きます。

日本の夏、徳島の阿波おどり!

今年は残念なことに台風の影響で、3日目、4日目の2日間の開催が中止となりましたが、私は2日目の阿波おどりを徳島市内に観に行きました。徳島は普段は静かで、人も少ないところですが、阿波おどりの時期になると県外からたくさんの観光客が訪問し、多くの人で賑わいます。

阿波おどりでは1つの踊りのグループの事を「連」といい、地元で結成された伝統的な一般連、協会に加盟している有名連、会社で結成された企業連、大学のサークルなどで結成された学生連などたくさんの連があり、子供から大人まで幅広い世代の人々が踊っています。

阿波おどりには踊り手だけでなく、楽器を演奏している人もいます。日本のお祭りらしさを奏でる鐘、太鼓、笛、三味線等の演奏者がいます。

また阿波おどりには男踊りと女踊りの2種類があります。女踊りは女性のみで踊りますが、男踊りは男性・女性ともに踊ることができます。

基本的な踊りのスタイルは共通ですが、連によって独自のアレンジがあるので、飽きずに色んな連を見て楽しむことができます。

阿波おどりを観覧できる場所については、事前にチケットの購入が必要な有料演舞場に加え、無料で見られる場所もたくさんあります。有名連の踊りをしっかり楽しみたいなら有料演舞場で観覧するのがおすすめです。

また会場付近にはたくさんの屋台があり、これも阿波おどりの楽しみの一つです。私のおすすめは徳島の名産品であるすだちを使ったすだちかき氷、すだちビールです。阿波おどりの会場は人の多さや熱気で非常に暑いですが、そんな気持ちをリフレッシュさせてくれます。

またせっかく徳島に来たのなら外せないのが徳島ラーメンです。豚骨醤油味のスープに甘辛く煮た豚バラがトッピングされていることが特徴です。お好みで生卵のトッピングも可能です。

徳島へのアクセスは東京から飛行機で1時間15分ほど、大阪からはバスで2時間半ほどです。阿波おどりの開催時期でなくても、徳島の美しい自然やおいしい食べ物などたくさんの魅力を堪能できます。

また徳島発祥の阿波おどりですが、高円寺、神楽坂などの東京でも開催されます。徳島に来るのが難しい方はそちらへ参加してはいかがでしょうか。

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このページの情報は 2019年8月の情報です。
ライター
att.JAPAN編集部
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